エンセバック皮下注用

処方薬注射剤

エンセバック皮下注用の基本情報

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作用と効果

日本脳炎ウイルスに対する抗体ができ、かかりにくくなります。
通常、日本脳炎の予防に用いられます。

使用上の注意

以前に薬や食べ物で、かゆみ、発疹などのアレルギー症状が出たことがある。明らかな発熱、急性疾患がある。予防接種を行うことが不適当な状態にある。

妊娠または授乳中

他に薬などを使っている(お互いに作用を強めたり、弱めたりする可能性もありますので、他に使用中の一般用医薬品や食品も含めて注意してください)。

用法・用量

通常、第1期の初回免疫として2回、追加免疫として1回、第2期に1回皮下に接種します。

第1期
初回免疫:3歳に達した時から4歳に達するまでの期間を標準的な接種年齢として1~4週間の間隔で2回接種します。
追加免疫:初回免疫後おおむね1年を経過した時期に、4歳に達した時から5歳に達するまでの期間を標準的な接種年齢として1回接種します。

第2期:9歳に達した時から10歳に達するまでの期間を標準的な接種年齢として1回接種します。

接種前に必ず問診、検温および診察を受けてください。

副作用

主な副作用として、注射部位の紅斑・はれ、発熱、咳、鼻水などが報告されています。このような症状に気づいたら、担当の医師または薬剤師に相談してください。

まれに下記のような症状があらわれ、[ ]内に示した副作用の初期症状である可能性があります。
このような場合には、使用をやめて、すぐに医師の診療を受けてください。

・じんま疹、呼吸困難、目や口唇周囲のはれ [ショック、アナフィラキシー]

・発熱、頭の痛み、けいれん [急性散在性脳脊髄炎]

・発熱、両手足の麻痺、けいれん、意識障害 [脳炎・脳症]

・顔や手足の筋肉がぴくつく、一時的にボーっとする、手足の筋肉が硬直しガクガクと震える [けいれん]

・皮膚内の出血、鼻出血、口腔内の出血 [血小板減少性紫斑病]

以上の副作用はすべてを記載したものではありません。上記以外でも気になる症状が出た場合は、医師または薬剤師に相談してください。

保管方法

接種当日は過度な運動を控えてください。

接種後は接種部位を清潔に保ってください。

接種後に接種部位の異常や体調の変化があった場合には、医師の診察を受けてください。

医薬品情報

製薬会社

Meiji Seika ファルマ株式会社

薬価

-

剤形

注射剤

シート記載

-

薬効分類

病原生物に対する医薬品 > 生物学的製剤 > ワクチン類 同じ薬効分類の薬を探す

主成分

乾燥細胞培養日本脳炎ワクチン

この成分で処方薬を探す

YJコード

631340ND1030

レセプト電算コード

000000000

更新日付:2025年12月18日

薬には効果(ベネフィット)だけではなく、副作用(リスク)があります。副作用をなるべく抑え、効果を最大限に引き出すことが大切です。このために、この薬を使用される患者さんの理解と協力が必要です。

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  • ・エンセバック皮下注用を適正に使用したにもかかわらず副作用などの健康被害が発生した場合は(独)医薬品医療機器総合機構(電話:0120-149-931)にご相談ください。
  • ・より詳細な情報を望まれる場合は、担当の医師または薬剤師におたずねください。
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