サルグマリン吸入用250μg

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サルグマリン吸入用250μgの基本情報

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作用と効果

肺胞マクロファージという細胞の成熟を促し、肺胞に過剰に貯まっている肺サーファクタントが分解されることにより、肺機能を改善します。
通常、自己免疫性肺胞蛋白症の治療に用いられます。

使用上の注意

以前に薬や食べ物で、かゆみ、発疹などのアレルギー症状が出たことがある。肺の線維化がある。

妊娠中、妊娠している可能性がある、または授乳中

他に薬などを使っている(お互いに作用を強めたり、弱めたりする可能性もありますので、他に使用中の一般用医薬品や食品も含めて注意してください)。

用法・用量

通常、成人では、生理食塩液4mLを用いて溶解したうちの1回2mL(主成分として125μg)を1日2回、ネブライザーを用いて吸入します。7日間連日吸入し、7日間休薬する。これを1クールとし、吸入を繰り返します。12クールを目安に効果をみて、継続使用を決めます。必ず指示された使用方法に従ってください。

吸入する際には、超音波式(メッシュ式を除く)以外のネブライザーを使用してください。なお、ネブライザーは機種により使用方法および性能が異なるため、担当の医師または薬剤師に相談し、使用法を習熟した上で使用してください。

使用前には必ず、患者用説明文書を読んでください。

吸入し忘れた場合は気がついたらすぐに1回分を吸入してください。ただし、次に吸入する時間が近い場合には1回とばして、次の時間に1回分を吸入してください。医師または薬剤師に相談してください。絶対に2回分を一度に吸入しないでください。

誤って多く使用した場合は医師または薬剤師に相談してください。

医師の指示なしに、使用を止めないでください。

副作用

主な副作用として、咳、声が出にくい、口の感覚が鈍くなる、頭痛などが報告されています。このような症状に気づいたら、担当の医師または薬剤師に相談してください。

まれに下記のような症状があらわれ、[ ]内に示した副作用の初期症状である可能性があります。
このような場合には、使用をやめて、すぐに医師の診療を受けてください。

該当する記載事項はありません。

以上の副作用はすべてを記載したものではありません。上記以外でも気になる症状が出た場合は、医師または薬剤師に相談してください。

保管方法

乳幼児、小児の手の届かないところで、光、湿気を避けて冷蔵(2~8℃)保管してください。

生理食塩液4mLを用いて溶解し、1回に2mLの薬液を使用したあと、残りの薬液2mLは冷蔵(2~8℃)保管して18時間以内に使用してください。冷蔵(2~8℃)保管した残りの薬液を使用する場合は、常温に戻してから使用してください。

薬が残った場合、保管しないで廃棄してください。廃棄方法がわからない場合は受け取った薬局や医療機関に相談してください。他の人に渡さないでください。

医薬品情報

製薬会社

ノーベルファーマ株式会社

薬価

-

剤形

凍結乾燥製剤(吸入剤)(バイアル)

シート記載

-

薬効分類

個々の器官系用医薬品 > 呼吸器官用薬 > その他の呼吸器官用薬 同じ薬効分類の薬を探す

主成分

サルグラモスチム(遺伝子組換え)

この成分で処方薬を探す

YJコード

2290706G1023

レセプト電算コード

629929901

更新日付:2024年09月06日

薬には効果(ベネフィット)だけではなく、副作用(リスク)があります。副作用をなるべく抑え、効果を最大限に引き出すことが大切です。このために、この薬を使用される患者さんの理解と協力が必要です。

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  • ・掲載している「関連する疾患」、「併用禁忌・併用注意」の情報は、医療用医薬品の添付文書を元に薬剤師が監修して作成したものです。内容を完全に保証するものではありません。
  • ・サルグマリン吸入用250μgを適正に使用したにもかかわらず副作用などの健康被害が発生した場合は(独)医薬品医療機器総合機構(電話:0120-149-931)にご相談ください。
  • ・より詳細な情報を望まれる場合は、担当の医師または薬剤師におたずねください。
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