ビームゲン注0.5mL

処方薬注射剤

ビームゲン注0.5mLの基本情報

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作用と効果

B型肝炎ウイルスに対する抗体ができ、かかりにくくなります。
通常、B型肝炎、B型肝炎ウイルス母子感染、HBs抗原陽性でかつHBe抗原陽性の血液による汚染事故後のB型肝炎発症の予防に用いられます。

使用上の注意

以前に薬や食べ物で、かゆみ、発疹などのアレルギー症状が出たことがある。明らかな発熱、急性疾患がある。予防接種を行うことが不適当な状態にある。

妊娠または授乳中

他に薬などを使っている(お互いに作用を強めたり、弱めたりする可能性もありますので、他に使用中の一般用医薬品や食品も含めて注意してください)。

用法・用量

B型肝炎の予防:通常、4週間隔で2回、初回注射の20~24週後に3回目を皮下または筋肉内(10歳未満は皮下)に注射します。
B型肝炎ウイルス母子感染の予防(抗HBs人免疫グロブリンとの併用):通常、生後12時間以内を目安に1回、初回注射の1カ月後と6カ月後に各1回ずつ、計3回皮下に注射します。
HBs抗原陽性でかつHBe抗原陽性の血液による汚染事故後のB型肝炎の予防(抗HBs人免疫グロブリンとの併用):通常、事故発生後7日以内に1回、初回注射の1カ月後と3~6カ月後に各1回ずつ、皮下または筋肉内(10歳未満は皮下)に計3回注射します。

B型肝炎ウイルスへの曝露(ばくろ)による感染および発症の可能性が高い人またはB型肝炎ウイルスに感染すると重症化するおそれがある人には、3回接種した1~2カ月後くらいに抗体検査が行われます。抗体が獲得されていない場合には、追加接種されることがあります。

接種前に必ず問診、検温および診察を受けてください。

副作用

主な副作用として、注射部位のはれ・硬結、発熱、頭の痛み、発疹などが報告されています。このような症状に気づいたら、担当の医師または薬剤師に相談してください。

まれに下記のような症状があらわれ、[ ]内に示した副作用の初期症状である可能性があります。
このような場合には、使用をやめて、すぐに医師の診療を受けてください。

・ふらつき、顔面が蒼白になる、じんま疹、呼吸困難、目や口唇周囲のはれ [ショック、アナフィラキシー]

・けいれん、目を自由に動かせない、見えにくい、二重に見える [多発性硬化症]

・発熱、頭の痛み、けいれん [急性散在性脳脊髄炎]

・両側の手や足に力が入らない、手や足の感覚が鈍くなる [ギラン・バレー症候群]

以上の副作用はすべてを記載したものではありません。上記以外でも気になる症状が出た場合は、医師または薬剤師に相談してください。

保管方法

接種当日は過度な運動は控えてください。

接種後は接種部位を清潔に保ってください。

接種後に接種部位の異常や体調の変化があった場合には、医師の診察を受けてください。

飲み合わせなど併用禁忌・注意の処方薬

併用禁忌:一緒に服用してはいけない薬の組合せ

併用注意:一緒に服用することは可能ですが、その際に注意をする必要がある組合せ

重要・必ずご確認ください

  • お薬の併用に関する以下の情報は、添付文書に記載されている薬剤の「成分」や「分類」をもとに表記されます
  • そのため、ここで『併用禁忌』や『併用注意』と表記されていても、個別の製剤や、用法・用量によっては異なる場合があります
  • 現在お使いのお薬に関してご不明点がある場合は、かかりつけの医師・薬剤師にご相談ください
  • 決して自己判断で併用/併用中止しないでください

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医薬品情報

製薬会社

Meiji Seika ファルマ株式会社

薬価

1瓶あたり2424円

剤形

注射剤

シート記載

-

薬効分類

病原生物に対する医薬品 > 生物学的製剤 > ワクチン類 同じ薬効分類の薬を探す

主成分

組換え沈降B型肝炎ワクチン(酵母由来)

この成分で処方薬を探す

YJコード

6313402A2070

レセプト電算コード

621150408

更新日付:2025年12月17日

薬には効果(ベネフィット)だけではなく、副作用(リスク)があります。副作用をなるべく抑え、効果を最大限に引き出すことが大切です。このために、この薬を使用される患者さんの理解と協力が必要です。

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  • ・掲載している「関連する疾患」、「併用禁忌・併用注意」の情報は、医療用医薬品の添付文書を元に薬剤師が監修して作成したものです。内容を完全に保証するものではありません。
  • ・ビームゲン注0.5mLを適正に使用したにもかかわらず副作用などの健康被害が発生した場合は(独)医薬品医療機器総合機構(電話:0120-149-931)にご相談ください。
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