セボフレン吸入麻酔液

処方薬

セボフレン吸入麻酔液の基本情報

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作用と効果

脳のはたらきを抑え、意識をなくす、痛みをしずめる、筋肉を緩めるなどの麻酔作用を示します。
通常、全身麻酔に用いられます。

使用上の注意

以前に薬や食べ物で、かゆみ、発疹などのアレルギー症状が出たことがある。以前にハロゲン化麻酔剤を使用して、黄疸や原因不明の発熱がみられたことがある。胆道疾患がある。スキサメトニウム塩化物水和物の注射により筋硬直がみられたことがある。血のつながった家族に悪性高熱がみられたことがある。以前、てんかんになったことがある。心臓の病気や心電図の異常、セントラルコア病、マルチミニコア病、King Denborough症候群、筋ジストロフィーがある。

妊娠または授乳中

他に薬などを使っている(お互いに作用を強めたり、弱めたりする可能性もありますので、他に使用中の一般用医薬品や食品も含めて注意してください)。

用法・用量

通常、手術時に麻酔のガスを吸入します。

副作用

主な副作用として、頭の痛み、興奮、咳、脈の乱れ、血圧変動、吐き気・吐くこと、肝機能検査値異常、尿量がへること、多尿、ミオグロビン尿、紅斑、さむけ、発熱などが報告されています。このような症状に気づいたら、担当の医師または薬剤師に相談してください。

まれに下記のような症状があらわれ、[ ]内に示した副作用の初期症状である可能性があります。
このような場合には、使用をやめて、すぐに医師の診療を受けてください。

・急激な発熱、筋肉のこわばり [悪性高熱]

・手足の筋肉の痛み、脱力感 [横紋筋融解症]

・皮膚の発赤、蕁麻疹、全身の紅潮 [ショック、アナフィラキシー]

・筋肉が発作的に収縮する状態、急速な不随意的筋肉の収縮 [痙攣、不随意運動]

・全身倦怠感、吐くこと、皮膚や結膜などの黄染(黄色くなる) [肝機能障害、黄疸]

・心臓停止、正常の心拍のほかに見られる異常な心収縮 [重篤な不整脈]

以上の副作用はすべてを記載したものではありません。上記以外でも気になる症状が出た場合は、医師または薬剤師に相談してください。

飲み合わせなど併用禁忌・注意の処方薬

併用禁忌:一緒に服用してはいけない薬の組合せ

併用注意:一緒に服用することは可能ですが、その際に注意をする必要がある組合せ

重要・必ずご確認ください

  • お薬の併用に関する以下の情報は、添付文書に記載されている薬剤の「成分」や「分類」をもとに表記されます
  • そのため、ここで『併用禁忌』や『併用注意』と表記されていても、個別の製剤や、用法・用量によっては異なる場合があります
  • 現在お使いのお薬に関してご不明点がある場合は、かかりつけの医師・薬剤師にご相談ください
  • 決して自己判断で併用/併用中止しないでください

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医薬品情報

製薬会社

丸石製薬株式会社

薬価

1mLあたり44.3円 ジェネリックを探す

剤形

吸入剤

シート記載

-

薬効分類

神経系及び感覚器官用医薬品 > 中枢神経系用薬 > 全身麻酔剤 同じ薬効分類の薬を探す

主成分

セボフルラン

この成分で処方薬を探す

YJコード

1119702G1062

レセプト電算コード

620032201

更新日付:2025年06月30日

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  • ・掲載している「関連する疾患」、「併用禁忌・併用注意」の情報は、医療用医薬品の添付文書を元に薬剤師が監修して作成したものです。内容を完全に保証するものではありません。
  • ・セボフレン吸入麻酔液を適正に使用したにもかかわらず副作用などの健康被害が発生した場合は(独)医薬品医療機器総合機構(電話:0120-149-931)にご相談ください。
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