点眼・点鼻用リンデロンA液

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点眼・点鼻用リンデロンA液の基本情報

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作用と効果

炎症を抑える合成副腎皮質ホルモン剤(ステロイド)と抗菌作用のある抗生物質の配合剤で、目、鼻のかゆみ、赤み、はれなどの症状を改善します。
通常、細菌感染をともなうか、そのおそれのある炎症性の眼科疾患や、アレルギー性鼻炎、進行性壊疽性鼻炎などの治療に用いられます。

使用上の注意

以前に薬や食べ物で、かゆみ、発疹などのアレルギー症状が出たことがある。角膜上皮剥離、角膜潰瘍、ウイルス性結膜・角膜疾患、結核性眼疾患、真菌性眼疾患、化膿性眼疾患がある。

妊娠または授乳中

他に薬などを使っている(お互いに作用を強めたり、弱めたりする可能性もありますので、他に使用中の一般用医薬品や食品も含めて注意してください)。

用法・用量

点眼:通常、1回1~2滴を1日1~数回点眼します。
点鼻など
:通常、1日1~数回、適量を点鼻、ネブライザーまたはタンポンにて使用します。
治療を受ける疾患や症状により適宜増減されます。必ず指示された使用方法に従ってください。

使用する前に手を洗ってください。
点眼:上を向いて、人差し指で下まぶたを引き薬を目にさします。さした後1~2分間は目を閉じたまま、まばたきをしないでください。あふれた薬は、清潔なガーゼやティッシュペーパーなどでふきとってください。
2種類以上の薬をさすときは、少なくとも2~3分、できれば5分以上の間隔をおいてから目にさしてください。
点鼻
:鼻が上を向くようにして,薬を鼻にさします。2~3分間そのままの姿勢でいてください。

薬を使用する時は、容器の先が目や鼻に触れると汚染につながるおそれがあるため触れないようにしてください。
薬を使用後は、汚染しないようにしっかりふたをしめてください。

耳には絶対に使用しないでください。

使い忘れた場合は、気がついたときにすぐに使用してください。ただし、次に使用する時間が近いときは、1回とばしてください。

誤って多く使った場合は医師または薬剤師に相談してください。

医師の指示なしに、自分の判断で使うのを止めないでください。

副作用

主な副作用として、眼瞼炎、結膜炎、刺激感などが報告されています。このような症状に気づいたら、担当の医師または薬剤師に相談してください。

まれに下記のような症状があらわれ、[ ]内に示した副作用の初期症状である可能性があります。
このような場合には、使用をやめて、すぐに医師の診療を受けてください。

・(連用したとき)吐き気、目の痛み、視力の低下、頭痛 [緑内障]

・まぶしい、涙がでる、目の異物感 [角膜ヘルペス、角膜真菌症、緑膿菌感染症の誘発]

・(角膜ヘルペス、角膜潰瘍または外傷などに使用したとき)目のかすみ、涙がでる、まぶしい [穿孔]

・(長期に使用したとき)目のかすみ、まぶしい、視力の低下 [後嚢白内障]

以上の副作用はすべてを記載したものではありません。上記以外でも気になる症状が出た場合は、医師または薬剤師に相談してください。

保管方法

乳幼児、小児の手の届かないところで、光、湿気を避けて冷蔵庫などの涼しいところ(1~15℃)で保管してください。

薬が残った場合、保管しないで廃棄してください。

医薬品情報

製薬会社

塩野義製薬株式会社

薬価

1mLあたり78.2円

剤形

無色~微黄色澄明の点眼・点鼻剤

シート記載

-

薬効分類

神経系及び感覚器官用医薬品 > 感覚器官用薬 > 眼科用剤 同じ薬効分類の薬を探す

主成分

ベタメタゾンリン酸エステルナトリウム

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フラジオマイシン硫酸塩

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YJコード

1319813Q1049

レセプト電算コード

620002624

更新日付:2019年12月11日

薬には効果(ベネフィット)だけではなく、副作用(リスク)があります。副作用をなるべく抑え、効果を最大限に引き出すことが大切です。このために、この薬を使用される患者さんの理解と協力が必要です。

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  • ・点眼・点鼻用リンデロンA液を適正に使用したにもかかわらず副作用などの健康被害が発生した場合は(独)医薬品医療機器総合機構(電話:0120-149-931)にご相談ください。
  • ・より詳細な情報を望まれる場合は、担当の医師または薬剤師におたずねください。
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