レベトールカプセル200mg

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レベトールカプセル200mgの基本情報

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作用と効果

この薬は、インターフェロン ベータや他の抗ウイルス剤との併用によりC型肝炎ウイルスが増えるのを抑え、また、体がウイルスを排除しようとするのを助け、肝臓の機能を改善させます。
通常、C型慢性肝炎またはC型代償性肝硬変におけるウイルス血症の改善に用いられます。

使用上の注意

以前に薬や食べ物で、かゆみ、発疹などのアレルギー症状が出たことがある。心疾患(心筋梗塞、心不全、不整脈など)、異常ヘモグロビン症(サラセミア、鎌状赤血球性貧血など)、慢性腎不全または腎機能障害、肝機能障害、自己免疫性肝炎がある。精神病状態(うつ病、自殺念慮または自殺企図など)にあるまたはその既往歴がある。

妊娠、妊娠している可能性がある、授乳中

他に薬などを使っている(お互いに作用を強めたり、弱めたりする可能性もありますので、他に使用中の一般用医薬品や食品も含めて注意してください)。

用法・用量

通常、成人は体重に応じて、60kg以下には、1日3カプセル(主成分として600mg)[朝食後1カプセル(200mg)、夕食後2カプセル(400mg)]、60kgを超え80kg以下には、1日4カプセル(800mg)[朝食後2カプセル(400mg)、夕食後2カプセル(400mg)]、80kgを超える場合には、1日5カプセル(1,000mg)[朝食後2カプセル(400mg)、夕食後3カプセル(600mg)]を服用しますが、状態に応じて適宜減量または中止されます。必ず指示された服用方法に従ってください。

飲み忘れた場合は医師または薬剤師に相談してください。絶対に2回分を一度に飲んではいけません。

誤って多く飲んだ場合は医師または薬剤師に相談してください。

医師の指示なしに、飲むのを止めないでください。

副作用

主な副作用として、発熱、全身倦怠感、寒気、頭痛・頭重、食欲不振、関節痛、蛋白尿(尿が濁る)、飛蚊視(蚊が飛んでいるようにみえる)、視力低下などが報告されています。このような症状に気づいたら、担当の医師または薬剤師に相談してください。

下記のような症状があらわれ、[ ]内に示した副作用の初期症状である可能性があります。
このような場合には、使用をやめて、すぐに医師の診療を受けてください。

・階段や坂を上る時の動悸、息ぎれ、めまい [貧血]

・突然の高熱、のどの痛み、鼻血・歯ぐきからの出血 [白血球減少、顆粒球減少、血小板減少]

・体がだるい、食欲不振、皮膚や結膜などが黄色くなる [重篤な肝障害]

・疲れやすい、汗をかきやすい、体重の増加・減少 [自己免疫現象によると思われる症状・徴候]

・突然の意識の低下・消失、突然片側の手足が動かしにくくなる、突然の頭痛 [脳梗塞]

・不眠、不安、焦燥 [重篤なうつ状態、自殺企図、躁状態、攻撃的行動]

・現実には存在しない物が見えたり、ない音が聞こえる [せん妄、幻覚]

・発熱、咳嗽、呼吸困難 [間質性肺炎]

・息苦しい、息切れ、疲れやすい [心不全]

・尿量が減る、むくみ、体がだるい [溶血性尿毒症症候群]

・尿量が減る、息苦しい、むくみ [ネフローゼ症候群]

・体がだるい、体重が減る、のどが渇く [糖尿病(1型および2型)]

・発熱、寒気、脈が速くなる [敗血症]

・視力の低下、視野が狭くなる、視野の中に見えない部分がある [網膜症]

・頭痛、頭重、肩こり [高血圧]

・吐き気、一時的な意識障害、言語障害 [脳血管障害]

以上の副作用はすべてを記載したものではありません。上記以外でも気になる症状が出た場合は、医師または薬剤師に相談してください。

保管方法

乳幼児、小児の手の届かないところで、直射日光、湿気を避けて室温(1~30℃)で保管してください。

薬が残った場合、保管しないで廃棄してください。廃棄方法がわからない場合は受け取った薬局や医療機関に相談してください。他の人に渡さないでください。

[ご家族の方へ]インターフェロン ベータを併用する場合には、抑うつ気分になったり、死んでしまいたいと感じたりする可能性があります。患者さんや家族の方は、これらについて十分に理解できるまで説明を受け、これらの症状があらわれた場合にはただちに医師に連絡してください。

飲み合わせなど併用禁忌・注意の処方薬

併用禁忌:一緒に服用してはいけない薬の組合せ

併用注意:一緒に服用することは可能ですが、その際に注意をする必要がある組合せ

重要・必ずご確認ください

  • お薬の併用に関する以下の情報は、添付文書に記載されている薬剤の「成分」や「分類」をもとに表記されます
  • そのため、ここで『併用禁忌』や『併用注意』と表記されていても、個別の製剤や、用法・用量によっては異なる場合があります
  • 現在お使いのお薬に関してご不明点がある場合は、かかりつけの医師・薬剤師にご相談ください
  • 決して自己判断で併用/併用中止しないでください

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医薬品情報

製薬会社

MSD株式会社

薬価

1カプセルあたり326.1円

剤形

白色不透明の硬カプセル剤、長径約19.2mm

シート記載

レベトールカプセル200mg、921、REBETOL Capsule200mg、レベトール200mg

薬効分類

病原生物に対する医薬品 > 化学療法剤 > 抗ウイルス剤 同じ薬効分類の薬を探す

主成分

リバビリン

この成分で処方薬を探す

YJコード

6250022M1021

レセプト電算コード

610451031

更新日付:2023年06月02日

薬には効果(ベネフィット)だけではなく、副作用(リスク)があります。副作用をなるべく抑え、効果を最大限に引き出すことが大切です。このために、この薬を使用される患者さんの理解と協力が必要です。

レベトールに関する医師Q&A

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  • ・掲載している「関連する疾患」、「併用禁忌・併用注意」の情報は、医療用医薬品の添付文書を元に薬剤師が監修して作成したものです。内容を完全に保証するものではありません。
  • ・レベトールカプセル200mgを適正に使用したにもかかわらず副作用などの健康被害が発生した場合は(独)医薬品医療機器総合機構(電話:0120-149-931)にご相談ください。
  • ・より詳細な情報を望まれる場合は、担当の医師または薬剤師におたずねください。
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