アルピニー坐剤100

処方薬

アルピニー坐剤100の基本情報

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作用と効果

体温調節中枢に作用して皮膚の血管を拡げ、熱の放散を多くして熱を下げます。また、視床と大脳皮質の痛覚閾値を上昇させ、痛みを緩和します。
通常、小児科領域の解熱・鎮痛に用いられます。

使用上の注意

以前に薬や食べ物で、かゆみ、発疹などのアレルギー症状が出たことがある。肝障害がある。アスピリン喘息またはその既往歴がある。

妊娠または授乳中

他に薬などを使っている(お互いに作用を強めたり、弱めたりする可能性もありますので、他に使用中の一般用医薬品や食品も含めて注意してください)。

用法・用量

通常、乳児、幼児および小児は1回体重あたり主成分として10~15mg/kgを直腸内に挿入します。使用間隔は4~6時間以上とし、1日総量は60mg/kgが限度とされています。年齢・症状により適宜増減されますが、成人用量(1回最大用量500mg、1日最大用量1,500mg)を超えません。アスピリン喘息のある人、または過去にアスピリン喘息があった人の1回の最大使用量はアセトアミノフェンとして300mgです。本剤は1個中に主成分100mgを含有します。必ず指示された使用方法に従ってください。

決して飲まないでください。なるべく排便後に使用してください。容器から坐剤を取り出した後、太い方から肛門内に深く挿入してください。

使い忘れた場合は気がついた時点で1回使用してください。ただし、再使用まで4~6時間の間隔をあけてください。絶対に2回分を一度に使用しないでください。

誤って多く使用した場合は医師または薬剤師に相談してください。

医師の指示なしに、使うのを止めないでください。

副作用

主な副作用として、低体温、下痢、発疹、チアノーゼ(皮膚・粘膜が青紫色になる)が報告されています。このような症状に気づいたら、担当の医師または薬剤師に相談してください。

まれに下記のような症状があらわれ、[ ]内に示した副作用の初期症状である可能性があります。
このような場合には、使用をやめて、すぐに医師の診療を受けてください。

・呼吸困難、全身潮紅、蕁麻疹 [ショック、アナフィラキシー]

・皮膚の発赤、眼の充血、発熱 [中毒性表皮壊死融解症、皮膚粘膜眼症候群、急性汎発性発疹性膿疱症]

・全身倦怠感、食欲不振、皮膚や白目が黄色くなる [劇症肝炎、肝機能障害、黄疸]

・息苦しさ、喘鳴(ヒューヒュー音) [喘息発作の誘発]

・のどの痛み、発熱 [顆粒球減少症]

・発疹、発熱 [薬剤性過敏症症候群]

以上の副作用はすべてを記載したものではありません。上記以外でも気になる症状が出た場合は、医師または薬剤師に相談してください。

保管方法

乳幼児、小児の手の届かないところで、直射日光、高温、湿気を避けて、なるべく冷蔵庫などの冷所で保管してください。

薬が残った場合、保管しないで廃棄してください。廃棄方法がわからない場合は受け取った薬局や医療機関に相談してください。他の人に渡さないでください。

飲み合わせなど併用禁忌・注意の処方薬

併用禁忌:一緒に服用してはいけない薬の組合せ

併用注意:一緒に服用することは可能ですが、その際に注意をする必要がある組合せ

重要・必ずご確認ください

  • お薬の併用に関する以下の情報は、添付文書に記載されている薬剤の「成分」や「分類」をもとに表記されます
  • そのため、ここで『併用禁忌』や『併用注意』と表記されていても、個別の製剤や、用法・用量によっては異なる場合があります
  • 現在お使いのお薬に関してご不明点がある場合は、かかりつけの医師・薬剤師にご相談ください
  • 決して自己判断で併用/併用中止しないでください

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医薬品情報

製薬会社

久光製薬株式会社

薬価

1個あたり19.7円 ジェネリックを探す

剤形

白色の坐剤、最大径9.3mm、長さ24.0mm

シート記載

アルピニー坐剤100

薬効分類

神経系及び感覚器官用医薬品 > 中枢神経系用薬 > 解熱鎮痛消炎剤 同じ薬効分類の薬を探す

主成分

アセトアミノフェン

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YJコード

1141700J2092

レセプト電算コード

660454001

更新日付:2023年11月21日

薬には効果(ベネフィット)だけではなく、副作用(リスク)があります。副作用をなるべく抑え、効果を最大限に引き出すことが大切です。このために、この薬を使用される患者さんの理解と協力が必要です。

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  • ・掲載している「関連する疾患」、「併用禁忌・併用注意」の情報は、医療用医薬品の添付文書を元に薬剤師が監修して作成したものです。内容を完全に保証するものではありません。
  • ・アルピニー坐剤100を適正に使用したにもかかわらず副作用などの健康被害が発生した場合は(独)医薬品医療機器総合機構(電話:0120-149-931)にご相談ください。
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