パピロックミニ点眼液0.1%

処方薬

パピロックミニ点眼液0.1%の基本情報

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作用と効果

T細胞からのサイトカイン産生を阻害することにより、乳頭形成や角結膜組織障害を抑制し、結膜浮腫やかゆみを抑えます。
通常、春季カタルの治療に用いられます。

使用上の注意

以前に薬や食べ物で、かゆみ、発疹などのアレルギー症状が出たことがある。眼感染症がある。コンタクトレンズを使っている。

妊娠または授乳中

他に薬などを使っている(お互いに作用を強めたり、弱めたりする可能性もありますので、他に使用中の一般用医薬品や食品も含めて注意してください)。

用法・用量

通常、1回1滴を1日3回点眼します。必ず指示された使用方法に従ってください。

まず手をせっけんと流水でよく洗います。次に薬液が入っていない部分を持ち、容器の先端をねじって取り外し、点眼する前に1~2滴捨ててください。下まぶたを軽く下にひき、点眼します。このとき、容器の先がまぶたやまつ毛、目に触れないよう注意してください。両眼に点眼する必要がある場合は、そのままもう片眼に点眼してください。点眼後はまばたきをせず、そのまましばらく(1~5分)まぶたを閉じ、涙嚢部(目頭のやや鼻より)を指先で軽く押さえます。あふれた液は、すぐに清潔なガーゼやティッシュで軽くふき取ってください。点眼後、一度容器の先端を取り外したものは、薬液が残っていても点眼せず、必ず捨ててください。他の点眼液も使う場合は、5分以上間隔をあけてください。

点眼し忘れた場合は、気がついたとき、すぐに1回分を点眼してください。ただし、次に点眼する時間が近い場合には点眼せず、次の通常の時間に1回分を点眼してください。2回分を一度に点眼してはいけません。

誤って多く点眼した場合は、医師または薬剤師に相談してください。

医師の指示なしに、点眼するのを止めないでください。

副作用

主な副作用として、眼刺激、角膜びらん・角膜潰瘍、眼のかゆみ、眼の乾燥感、涙が出る、眼瞼炎(まぶたのただれ)、眼の充血などが報告されています。このような症状に気づいたら、担当の医師または薬剤師に相談してください。

まれに下記のような症状があらわれ、[ ]内に示した副作用の初期症状である可能性があります。
このような場合には、使用をやめて、すぐに医師の診療を受けてください。

該当する記載事項はありません。

以上の副作用はすべてを記載したものではありません。上記以外でも気になる症状が出た場合は、医師または薬剤師に相談してください。

保管方法

乳幼児、小児の手の届かないところで、光と湿気を避けて、遮光袋に入れて室温(1~30℃)で保管してください。

アルミ袋開封後は、遮光袋に入れて、室温(1~30℃)で保管し、6ヵ月以内に使用してください。

液が白濁した場合は使用しないでください。

薬が残った場合、保管しないで廃棄してください。廃棄方法がわからない場合は受け取った薬局や医療機関に相談してください。他の人に渡さないでください。

飲み合わせなど併用禁忌・注意の処方薬

併用禁忌:一緒に服用してはいけない薬の組合せ

併用注意:一緒に服用することは可能ですが、その際に注意をする必要がある組合せ

重要・必ずご確認ください

  • お薬の併用に関する以下の情報は、添付文書に記載されている薬剤の「成分」や「分類」をもとに表記されます
  • そのため、ここで『併用禁忌』や『併用注意』と表記されていても、個別の製剤や、用法・用量によっては異なる場合があります
  • 現在お使いのお薬に関してご不明点がある場合は、かかりつけの医師・薬剤師にご相談ください
  • 決して自己判断で併用/併用中止しないでください

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医薬品情報

製薬会社

参天製薬株式会社

薬価

1個あたり156.2円 ジェネリックを探す

剤形

無色澄明の点眼剤、0.4mL、(容器)極うすい黄緑色、(ラベル)白色

シート記載

-

薬効分類

神経系及び感覚器官用医薬品 > 感覚器官用薬 > 眼科用剤 同じ薬効分類の薬を探す

主成分

シクロスポリン

この成分で処方薬を探す

YJコード

1319750Q1025

レセプト電算コード

620003130

更新日付:2022年11月17日

薬には効果(ベネフィット)だけではなく、副作用(リスク)があります。副作用をなるべく抑え、効果を最大限に引き出すことが大切です。このために、この薬を使用される患者さんの理解と協力が必要です。

パピロックに関する医師Q&A

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  • ・掲載している「関連する疾患」、「併用禁忌・併用注意」の情報は、医療用医薬品の添付文書を元に薬剤師が監修して作成したものです。内容を完全に保証するものではありません。
  • ・パピロックミニ点眼液0.1%を適正に使用したにもかかわらず副作用などの健康被害が発生した場合は(独)医薬品医療機器総合機構(電話:0120-149-931)にご相談ください。
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