フルコナゾールカプセル50mg「F」

処方薬ジェネリック

フルコナゾールカプセル50mg「F」の基本情報

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作用と効果

トリアゾール系の抗真菌剤で、真菌細胞の膜合成を抑制して抗真菌作用を示し、真菌の発育を抑えます。
通常、真菌血症、呼吸器真菌症、消化管真菌症、尿路真菌症、真菌髄膜炎、カンジダ属に起因する腟炎および外陰腟炎の治療に用いられます。また、造血幹細胞移植患者における深在性真菌症の予防に用いられます。

使用上の注意

以前に薬や食べ物で、かゆみ、発疹などのアレルギー症状が出たことがある。腎障害、肝障害、心疾患、電解質異常がある。

妊娠または授乳中、妊娠している可能性がある。

他に薬などを使っている(お互いに作用を強めたり、弱めたりする可能性もありますので、他に使用中の一般用医薬品や食品も含めて注意してください)。

用法・用量

[成人]
カンジダ症:通常、1回1~2カプセル(主成分として50~100mg)を1日1回服用します。
クリプトコッカス症
:通常、1回1~4カプセル(主成分として50~200mg)を1日1回服用します。
なお、重症または難治性真菌感染症の場合には、1日8カプセル(主成分として400mg)まで増量されることがあります。
カンジダ属に起因する腟炎および外陰腟炎:通常、1回3カプセル(主成分として150mg)を1回服用します。
造血幹細胞移植患者における深在性真菌症の予防:通常、1回8カプセル(主成分として400mg)を1日1回服用します。
[小児]
カンジダ症:通常、1回主成分として3mg/kgを1日1回服用します。
クリプトコッカス症:通常、1回主成分として3~6mg/kgを1日1回服用します。
なお、重症または難治性真菌感染症の場合には、1日量主成分として12mg/kgまで増量されることがあります。
造血幹細胞移植患者における深在性真菌症の予防:通常、1回主成分として12mg/kgを1日1回服用します。なお、状態に応じて適宜減量されます。
ただし、1日量として400mgを超えません。
[新生児]
生後14日までの新生児は、主成分として小児と同じ用量を72時間毎に服用します。
生後15日以降の新生児は、主成分として小児と同じ用量を48時間毎に服用します。
いずれの場合も、必ず指示された服用方法に従ってください。

飲み忘れた場合は気が付いた時点で、すぐに飲んでください。その後は指示に従って飲んでください。絶対に2回分を一度に飲んではいけません。

誤って多く飲んだ場合は医師または薬剤師に相談してください。

医師の指示なしに、自分の判断で飲むのを止めないでください。

副作用

主な副作用として、吐き気、下痢、発疹、頭痛、むくみ、発熱などが報告されています。このような症状に気づいたら、担当の医師または薬剤師に相談してください。

まれに下記のような症状があらわれ、[ ]内に示した副作用の初期症状である可能性があります。
このような場合には、使用をやめて、すぐに医師の診療を受けてください。

・呼吸困難、冷汗、蕁麻疹 [ショック、アナフィラキシー]

・紅斑、目の充血、口内炎 [中毒性表皮壊死融解症、皮膚粘膜眼症候群]

・貧血、発熱、出血傾向 [血液障害]

・尿量減少、手足や顔のむくみ、全身倦怠感 [急性腎不全]

・全身倦怠感、食欲不振、皮膚や白目が黄色くなる [肝障害]

以上の副作用はすべてを記載したものではありません。上記以外でも気になる症状が出た場合は、医師または薬剤師に相談してください。

保管方法

乳幼児、小児の手の届かないところで、直射日光、高温、湿気を避けて保管してください。

薬が残った場合、保管しないで廃棄してください。

飲み合わせなど併用禁忌・注意の処方薬

併用禁忌:一緒に服用してはいけない薬の組合せ

併用注意:一緒に服用することは可能ですが、その際に注意をする必要がある組合せ

重要・必ずご確認ください

  • お薬の併用に関する以下の情報は、添付文書に記載されている薬剤の「成分」や「分類」をもとに表記されます
  • そのため、ここで『併用禁忌』や『併用注意』と表記されていても、個別の製剤や、用法・用量によっては異なる場合があります
  • 現在お使いのお薬に関してご不明点がある場合は、かかりつけの医師・薬剤師にご相談ください
  • 決して自己判断で併用/併用中止しないでください

併用禁忌(禁止)・注意の処方薬をもっと見る(1993件)

医薬品情報

製薬会社

富士製薬工業株式会社

薬価

1カプセルあたり110.5円 先発薬を探す

剤形

白色のカプセル剤、直径5.2mm、長さ14.4mm

シート記載

(表)フルコナゾールカプセル50mg「F」、FJ11、50mg、(裏)フルコナゾール、50mg

薬効分類

病原生物に対する医薬品 > 化学療法剤 > その他の化学療法剤 同じ薬効分類の薬を探す

主成分

フルコナゾール

この成分で処方薬を探す

YJコード

6290002M1062

レセプト電算コード

620000121

更新日付:2015年10月26日

薬には効果(ベネフィット)だけではなく、副作用(リスク)があります。副作用をなるべく抑え、効果を最大限に引き出すことが大切です。このために、この薬を使用される患者さんの理解と協力が必要です。

フルコナゾールに関する医師Q&A

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  • ・掲載している「関連する疾患」、「併用禁忌・併用注意」の情報は、医療用医薬品の添付文書を元に薬剤師が監修して作成したものです。内容を完全に保証するものではありません。
  • ・フルコナゾールカプセル50mg「F」を適正に使用したにもかかわらず副作用などの健康被害が発生した場合は(独)医薬品医療機器総合機構(電話:0120-149-931)にご相談ください。
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