心筋梗塞後の高血圧の管理について2024/12/05

 一月前に急性心筋梗塞により左前下行枝の一箇所にステントを留置しています。抹消部分にも狭窄がありますが、こちらは経過観察となっています。  心筋梗塞前から高血圧の治療を受けており、テルミサルタン40mg、アムロジピン5ミリグラム、ミネブロ2.5mgが処方されていました。  ステント留置後はテルミサルタン20mgと、ビソプロロールフマル酸塩0.625mg✖️3錠のみが降圧剤として処方されており、この処方でもステント留置後10日間は起床時の血圧が収縮期が110から120程度、拡張期が70から80程度と正常血圧で推移していました。  その後血圧は徐々に上昇に転じ、入院17日目の退院時には収縮期が150台中盤、拡張期は100近くまでになり、退院時において、中核病院の主治医から、従来の高血圧治療の主治医に降圧剤の調整をしてもらうように言われました。  退院の1週間後に従来の高血圧治療の主治医の診察を受けて、テルミサルタンを20mgから40Mgに増量し、ミネブロ2.5mgの服用を再開しました。アムロジピンの服用は再開していません。  起床時の血圧は退院後1週間で170の110まで上昇しましたが、薬の増量と退院後取り組んだウォーキングの成果なのか、増量後の7日間で起床時の血圧は150の100程度まで下がりましたが、まだ適正な数値には到達していません。  高血圧による心筋梗塞の再発などを懸念していますが、薬の増量により血圧が少し下がってきたこと、禁煙、塩分制限、食事内容の制限、運動にも取り組んでいることから、現在の血圧が高くても、更なる薬の増量で血圧を下げるよりも、もう少し長い目で血圧の数値の変化を見た方が良いのでしょうか。ご教示いただければありがたく存じます。 (50代/男性)

yazawae先生

循環器科

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