ニューモシスチス肺炎と診断されたが、肺カメラで痰からアスペルギルス菌も検出された2025/02/11

71歳の父のことで、相談いたします。 父は昨年夏頃、悪性リンパ腫の治療を2クール受けたものの、その後副作用が強く出て休薬しています。 先月中旬、喉が枯れ、労作時の息切れが激しくなり、緊急入院しました。ニューモシスチス肺炎の疑いがあり2週間程st合剤バクタ、およびステロイドの治療を受けて、軽快し、退院することになりました。退院後も1週間は薬を飲み続ける予定です。 相談したいのは、先日受けた肺カメラの結果のことです。 肺の中に、痰が多く溜まっており、肺カメラの際に取り除いてもらったようなのですが、その際に採取された痰から、「アスペルギルス」も検出された、とのことでした。 その時は、意味がよくわからず、ニューモシスチス以外の菌もいたのだな、としか考えておりませんでした。後でネットで調べてみると、アスペルギルス症を引き起こす、恐ろしいものである、とのこと。 父は確かに肺カメラの結果、確定診断に至り「ニューモシスチス肺炎のため入院」と書類にも書いてあるのですが、同時にアスペルギルス症の疑いもある、ということなのでしょうか? アスペルギルス症というのは、痰から検出されただけでは診断に至らないのでしょうか? 医師の説明では、「今のところアスペルギルスに対する対策はせず、悪性リンパ腫の治療を再開する頃に考える」と言っていましたが、ニューモシスチス肺炎も進行がとても早く、危険な状態になったばかりなのに、それで良いのだろうかと不安な気持ちになりました。 ニューモシスチス肺炎が軽快して退院できると思っていたのに、腑に落ちない結果となり、困惑しています。 何卒ご助言くださいますよう、お願いいたします。 (70代以上/男性)

黒閃ジョン先生

感染症科

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