類乾癬の診断の妥当性について2025/07/11

以前、慢性の紅斑について相談させていただいた者です。 腹部に難治性の1センチ程度の紅斑が出来、ステロイドで一度治癒したものの、再発したため生検し、結果が出たのでご相談です。結果は以下です。 組織所見 表皮境界部に空胞変性、リンパ球浸潤を読めます。真皮浅層の血管周囲には軽度リンパ球浸潤を伴います。表皮細胞の壊死は確認されません。 superficial perivascular dermatitis with epidermal dermatitis change, interface の像で、リンパ球に異型はなく菌状息肉症を示唆する所見は乏しいです。滴状類乾癬の可能性は鑑別に挙げられます。 No evidence of malignancy 臨床診断 駆幹類乾癬の疑い ↑上記が組織検査の結果報告です。 この結果は、類乾癬で間違いないという結果なのでしょうか? 主治医は類乾癬と言っていました。 ただの湿疹であって欲しいと思っていたのですが、完全に湿疹ではないという結果なのでしょうか?しばらく同部位には何も塗らずに経過観察していますが、再発無しです。 ただ、他の部分に、たまに1、2ミリ程度の湿疹のような紅斑がたまに出来ては、すぐ治るものや1ヶ月くらいして治るものができる事もありますが、ただの毛穴の炎症のような気もします。 身体に少し何か現れる度に、全て類乾癬かなと思ってしまいます。 とにかく上記の病理結果は、類乾癬と思って間違いないのでしょうか? そうであれば、どの辺りがその根拠になる部分でしょうか? 添付した写真は、最初に相談させて頂いた元々の生検部位ではなく、たまに現れる小さな紅斑です。元の生検部位の写真は初回の相談のところに載せています。 よろしくお願い致します。 (40代/男性)

Madoちゃん先生

皮膚科

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