出典:家庭医学大全 6訂版(2011年)
線状皮膚萎縮
せんじょうひふいしゅく
線状皮膚萎縮とは?
どんな病気か
皮膚の進展方向(皮膚の伸びる方向)と直角に走る数本の線条(すじ)のことです。
症状の現れ方
幅数mm、長さ1~10数cmの、ほぼ平行して走る線状の萎縮がみられます。淡紅色ないし蒼紅色で始まり、のちに灰白色になります。出産後に腹部、乳房、股部にみられるものを妊娠性線条といいます。思春期に臀部、大腿外側、大転子部、膝蓋上方、乳房にあるものを思春期線条といい、めずらしくはありません。
検査と診断
表皮の菲薄化(うすくなる)、弾力線維の消失、膠原線維の均質化がみられます。
病気に気づいたらどうする
皮膚科を受診します。
背中痺れがはじまり、2カ月経ちました。手足、体に線状のものが毎日起きるとでています。線状といっても赤…