出典:家庭医学大全 6訂版(2011年)
貧血性母斑
ひんけつせいぼはん
もしかして... 母斑症 レックリングハウゼン病
貧血性母斑とは?
どんな病気か
生まれつきの蒼白な斑です。入浴や、皮膚をたたいたり刺激を加えても、まわりは充血するのにそこだけ白いまま残るのが特徴的です。限局的な血管神経の機能異常が原因といわれています。とくに胸、上背、上腕部に多く、顔面や手足には少ないようです。後述の母斑症のレックリングハウゼン病の一症状として出ることがあります。
治療の方法
有効な治療法はありません。見た目の問題が主になりますので、化粧で隠す(カバーマーク・資生堂など)程度になります。悪性化などの心配はないので、経過をみるだけでよいでしょう。
おすすめの記事
貧血性母斑に関する医師Q&A
赤ちゃん 白斑と扁平母斑について
以前、生後2ヶ月過ぎの頃に こちらで白斑と扁平母斑について相談させて頂きましたが現在9ヶ月になり改め…
▶続きを見る
生後3ヶ月、多数のカフェオレ斑?があります
現在生後3ヶ月の娘の体に、生後1ヶ月頃から左の太ももに7mm程のカフェオレ斑があります。 1週間前に新た…
▶続きを見る
3カ月の娘ですが、お腹に皮膚の色が白く抜けた2センチほどのあざがあります。皮膚科を受診したところ、よ…