中毒の応急処置
ちゅうどくのおうきゅうしょち
中毒の応急処置とは?
中毒に気づいたらどうする
家族の人が中毒に対処する基本は図2に示したとおりです。様子を観察しながら十分な対処をします。表3も参照してください。
①情報を知りたい時
かかりつけの医師に電話で相談するか、必要に応じて日本中毒情報センターへ問い合わせます(電話番号は表5)。状況を正しく伝える必要があります。
a.可能性のある毒物(空びんなどで推定)
b.毒物を摂取した時間および推定摂取量とその後の様子
嘔吐の有無、意識の状態、けいれんの有無、全身の状態、発熱の有無など
c.過去の病気や体質など
相談の結果、必要に応じて救急車を依頼、または自分の車でかかりつけの医師か救急部のある病院へ搬送します。この時、残っている毒物や吐物を持参します。
②医師の診察を受ける時
少しでも異常がみられたり、毒性の強い毒物を摂取した時(表3)、摂取量が多い時、中毒110番で医師の診察が望ましいといわれた時などでは、あわてず冷静に状況を把握して、救急車または自分で連れてかかりつけ医か救急部のある病院で診察を受けます。
この時の注意点は①と同じです。
中毒に関連する可能性がある薬
医療用医薬品の添付文書の記載をもとに、中毒に関連する可能性がある薬を紹介しています。
処方は医師によって決定されます。服薬は決して自己判断では行わず、必ず、医師、薬剤師に相談してください。
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ソル・コーテフ注射用100mg[注射剤]
副腎ホルモン剤
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メドロール錠2mg
副腎ホルモン剤
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コートリル錠10mg
副腎ホルモン剤
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水溶性プレドニン10mg
副腎ホルモン剤
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プレドニゾロン錠1mg(旭化成)
副腎ホルモン剤
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ブドウ糖注50%PL「フソー」
糖類剤
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オルガドロン注射液1.9mg
副腎ホルモン剤
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デカドロン注射液1.65mg
副腎ホルモン剤
・掲載している情報は薬剤師が監修して作成したものですが、内容を完全に保証するものではありません。
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