2009年6月まで母がお世話になりました。
母は、2009年4月にある総合病院でがん宣告を受けました。
肝臓がんで発見されたときは末期の状態で、余命は2ヶ月と言われました。
その後、こちらのがんセンターの一般個室でお世話になり、最期は緩和病棟に移りました。

母は緩和病棟に移ってから、毎日のように笑顔ですごせていました。
その理由はおそらく、病院のスタッフと、家族が支えることのできる設備やサービスのおかげだと思っています。
一番印象に残っている出来事は、入院して約2ヶ月ぶりに入浴できたときの母の笑顔です。今でも忘れません。母は、緩和病棟に転院初日でお風呂に入ることができました。
興奮して「気持ちよかった~」と何度も何度も感謝の言葉を言い、うれしそうでした。
看護師の方は皆さん、母や私たち家族にも気を使っていただき、一緒に笑い、一緒に泣いたりもしてくれました。

しかし、母は最期、安らかに眠るように息を引き取りました。

正直、緩和病棟へ先生から話を勧められた時、なんともいえない気持ちになりましたが、落ち着いて考えると全ての人にとって、良い判断だったとおもいます。

緩和病棟のスタッフの皆さん、本当にありがとうございます。
心より御礼申し上げます。

30~40代男性 2009年07月06日投稿

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