横山病院（宮崎県都城市）の口コミ・評判

引越しで疲れ切っておしっこが出なくなり、６時間頑張ったのですが、気絶しそうになって、朝７時前、とうとう救急車の出動をお願いすることにしました。
救急隊員に「行き付けの病院はどこ？」と尋ねられましたが、横浜から移住して直後のことなので、周囲の状況もまったく分からずに、救急隊員に任せました。
よく報道されている「受け入れ拒否」もまったくなく、一発で連絡がとれて運び込まれたのが、初回の訪院でした。
朝の準備で忙しいはずの看護婦さんが、救急車が到着したときにはすでに、正面入口の前で待機していました。
私の肩のあたりに手を添えて優しい声をかけながらストレッチャーで処置室に送り込んで下さいました。

担当の先生も要点だけを素早く質問・チェックなさり、即座に排尿の処置をして下さいました。
「少し、気持ち悪いかも知れませんけど、我慢してください」と、おチンチンの先からカテーテルを入れたと同時に、溜まっていたおしっこが一気に流れ出して、それまでの言いようのない苦しさが一挙に消えて無くなりました。
「800mlも出ましたょ。スッキリしたでしょ！」と看護婦さんに言われて、その時初めて、カテーテルを継ぎ足されたおチンチンを出したまま、横になっている自分に、妙に恥ずかしさを覚えました。
そんな患者の微妙な気持ちの揺れを敏感に感じ取って、先生は「もう大丈夫。このままで１週間様子を見ましょう。元のようになりますよ」と、オレに任せておけ！という雰囲気で、持ち前らしい若いエネルギーがとても頼もしく思えました。
血液検査の採血をしながら看護婦さんも「ねぇ、男の方は年を重ねるとこういうこともあるみたいですよね」と心細さや不安感を募らせることのないように、という配慮を何気なくして下さる対応がとても素敵な方でした。

救急車に乗ることも、尿閉を起こすことも、おチンチンにパイプを継ぎ足されて１週間生活することも初めての、貴重な体験でした。
そんな時に、信頼できる先生と素敵な看護婦さんに巡り会えたところが、この病院でした。

50代以上男性 2009年02月13日投稿