ケナコルト-A筋注用関節腔内用水懸注40mg/1mL

処方薬注射剤

ケナコルト-A筋注用関節腔内用水懸注40mg/1mLの基本情報

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作用と効果

合成副腎皮質ホルモン(ステロイドホルモン)製剤であり、炎症やアレルギー症状を改善したり、免疫反応を抑えるなどの作用があります。通常、免疫疾患、アレルギー疾患、炎症性疾患などの治療に用いられます。病気によっては、経口の薬で治療ができないとき、または外用の薬で十分な効果が得られない場合の治療に使われます。

使用上の注意

以前に薬や食べ物で、かゆみ、発疹などのアレルギー症状が出たことがある。感染症のある関節腔内、滑液嚢内、腱鞘内または腱周囲、動揺関節(関節が不安定な状態)がある。感染症や全身の真菌症、消化性潰瘍、精神病、結核、角膜炎、白内障、緑内障、高血圧、電解質異常、血栓症。最近、内蔵の手術を受けたことがある。急性心筋梗塞を起こしたことがある。糖尿病、骨粗しょう症、腎不全、甲状腺機能低下、肝硬変、脂肪肝、脂肪塞栓症、重症筋無力症がある。水痘(みずぼうそう)または麻疹(はしか)にかかったことがある。予防接種を受けたことがある。

妊娠または授乳中

他に薬などを使っている(お互いに作用を強めたり、弱めたりする可能性もありますので、他に使用中の一般用医薬品や食品も含めて注意してください)。

用法・用量

通常、筋肉内注射、関節腔内注射、軟組織内注射、腱鞘内注射、滑液嚢内注入、ネブライザー、鼻腔内注入、副鼻腔内注入、喉頭・気管注入、中耳腔内注入、耳管内注入、鼻甲介内注射、鼻茸内注射、食道注入しますが、疾患により使用方法は異なります。
筋肉内注射時には、萎縮して皮膚陥没(皮膚が著しくへこむこと)を起こすことがあります。このことについて、あらかじめ医師より説明を受けてください。また、注射部位をもまないようにしてください。

症状を見ながら使用の期間を決めていきます。具体的な使用期間については、担当の医師にお尋ねください。

副作用

主な副作用として、満月様顔貌、月経異常、関節の不安定化(関節腔内投与時)、疼痛・腫脹など(関節腔内投与時)などが報告されています。このような症状に気づいたら、担当の医師または薬剤師に相談してください。

まれに下記のような症状があらわれ、[ ]内に示した副作用の初期症状である可能性があります。
このような場合には、使用をやめて、すぐに医師の診療を受けてください。

・かぜのような症状、からだがだるい、発熱 [誘発感染症、感染症の増悪]

・からだがだるい、吐き気、のどの渇き [続発性副腎皮質機能不全、糖尿病]

・胸やけ、胃のもたれ、背中の痛み [消化性潰瘍、膵炎]

・やる気がおきない、気分がふさぎ込む、けいれん [精神変調精神変調、うつ状態、痙攣]

・腰・背中の痛み、関節の痛み、筋肉の痛み [骨粗鬆症、大腿骨および上腕骨などの骨頭無菌性壊死、ミオパシー]

・頭痛、視力の低下、眼のかすみ [緑内障、後のう白内障]

・血を吐く、吐き気、胸の痛み [血栓症]

・息切れ、判断力の低下、意識の低下 [ショック、アナフィラキシー]

・ヒューヒュー音がする、息苦しい、息切れ [喘息発作の増悪]

・眼がみえなくなる、視力の低下、物が見えにくい、視力の低下、物が見えにくい [失明、視力障害]

・腱の痛み、指が動かせない [腱断裂]

以上の副作用はすべてを記載したものではありません。上記以外でも気になる症状が出た場合は、医師または薬剤師に相談してください。

飲み合わせなど併用禁忌・注意の処方薬

併用禁忌:一緒に服用してはいけない薬の組合せ

併用注意:一緒に服用することは可能ですが、その際に注意をする必要がある組合せ

重要・必ずご確認ください

  • お薬の併用に関する以下の情報は、添付文書に記載されている薬剤の「成分」や「分類」をもとに表記されます
  • そのため、ここで『併用禁忌』や『併用注意』と表記されていても、個別の製剤や、用法・用量によっては異なる場合があります
  • 現在お使いのお薬に関してご不明点がある場合は、かかりつけの医師・薬剤師にご相談ください
  • 決して自己判断で併用/併用中止しないでください

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医薬品情報

製薬会社

ブリストル・マイヤーズ スクイブ株式会社

薬価

1瓶あたり800円 ジェネリックを探す

剤形

注射剤

シート記載

-

薬効分類

個々の器官系用医薬品 > ホルモン剤(抗ホルモン剤を含む。) > 副腎ホルモン剤 同じ薬効分類の薬を探す

主成分

トリアムシノロンアセトニド

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YJコード

2454402A3033

レセプト電算コード

620004660

更新日付:2019年12月18日

薬には効果(ベネフィット)だけではなく、副作用(リスク)があります。副作用をなるべく抑え、効果を最大限に引き出すことが大切です。このために、この薬を使用される患者さんの理解と協力が必要です。

ケナコルトに関する医師Q&A

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