ペメトレキセド点滴静注用100mg「日医工G」

処方薬注射剤ジェネリック

ペメトレキセド点滴静注用100mg「日医工G」の基本情報

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作用と効果

がん細胞のDNA合成を阻害することにより、がん細胞(腫瘍)が増殖するのを抑えます。
通常、悪性胸膜中皮腫、切除不能な進行・再発の非小細胞肺がん、扁平上皮がんを除く非小細胞肺がんにおける術前補助療法の治療に用いられます。

使用上の注意

以前に薬や食べ物で、かゆみ、発疹などのアレルギー症状が出たことがある。骨髄抑制がある。

妊娠または授乳中、妊娠している可能性がある。

他に薬などを使っている(お互いに作用を強めたり、弱めたりする可能性もありますので、他に使用中の一般用医薬品や食品も含めて注意してください)。

用法・用量

悪性胸膜中皮腫:シスプラチンとの併用において、通常、1日1回10分間かけて静脈内に点滴注射し、少なくとも20日間休薬します。これを1コースとして繰り返します。
切除不能な進行・再発の非小細胞肺がん:通常、1日1回10分間かけて静脈内に点滴注射し、少なくとも20日間休薬します。これを1コースとして繰り返します。
扁平上皮がんを除く非小細胞肺がんにおける術前補助療法:ニボルマブ(遺伝子組換え)および白金系抗悪性腫瘍剤との併用において、通常、1日1回10分間かけて静脈内に点滴注射し、少なくとも20日間休薬します。これを1コースとし3コースまで繰り返します。

治療スケジュールは、一緒に使用する他の薬や、患者さんの状態などによって異なります。また、一定期間使用したあとで、効果を見ながら使用期間を決めていきます。具体的には担当の医師にお聞きください。

この薬による副作用を軽減するために、葉酸とビタミンB12が使用されます。

副作用

主な副作用として、食欲不振、吐き気、嘔吐、けん怠感、発疹、発熱などが報告されています。このような症状に気づいたら、担当の医師または薬剤師に相談してください。

まれに下記のような症状があらわれ、[ ]内に示した副作用の初期症状である可能性があります。
このような場合には、使用をやめて、すぐに医師の診療を受けてください。

・貧血症状、発熱、出血傾向 [骨髄抑制]

・寒気、震えを伴う急激な高熱、咳 [感染症]

・発熱、から咳、呼吸困難 [間質性肺炎]

・顔面蒼白、冷汗、呼吸困難 [ショック、アナフィラキシー]

・便が泥状か完全に水のようになっている、さしこむような激しい腹痛がある [重度の下痢]

以上の副作用はすべてを記載したものではありません。上記以外でも気になる症状が出た場合は、医師または薬剤師に相談してください。

飲み合わせなど併用禁忌・注意の処方薬

併用禁忌:一緒に服用してはいけない薬の組合せ

併用注意:一緒に服用することは可能ですが、その際に注意をする必要がある組合せ

重要・必ずご確認ください

  • お薬の併用に関する以下の情報は、添付文書に記載されている薬剤の「成分」や「分類」をもとに表記されます
  • そのため、ここで『併用禁忌』や『併用注意』と表記されていても、個別の製剤や、用法・用量によっては異なる場合があります
  • 現在お使いのお薬に関してご不明点がある場合は、かかりつけの医師・薬剤師にご相談ください
  • 決して自己判断で併用/併用中止しないでください

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医薬品情報

製薬会社

日医工株式会社

薬価

1瓶あたり11346円

剤形

注射剤

シート記載

-

薬効分類

組織細胞機能用医薬品 > 腫瘍用薬 > 代謝拮抗剤 同じ薬効分類の薬を探す

主成分

ペメトレキセドナトリウムヘミペンタ水和物

この成分で処方薬を探す

YJコード

4229401D2085

レセプト電算コード

622863101

更新日付:2024年02月16日

薬には効果(ベネフィット)だけではなく、副作用(リスク)があります。副作用をなるべく抑え、効果を最大限に引き出すことが大切です。このために、この薬を使用される患者さんの理解と協力が必要です。

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  • ・ペメトレキセド点滴静注用100mg「日医工G」を適正に使用したにもかかわらず副作用などの健康被害が発生した場合は(独)医薬品医療機器総合機構(電話:0120-149-931)にご相談ください。
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