テゼスパイア皮下注210mgシリンジ

処方薬注射剤

テゼスパイア皮下注210mgシリンジの基本情報

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作用と効果

気管支喘息に伴う気道炎症の発症および持続において重要な役割を担う胸腺間質性リンパ球新生因子(TSLP)に結合し、TSLPの働きを抑えることで気道過敏性を軽減させます。
通常、既存治療によっても喘息症状をコントロールできない重症または難治の気管支喘息の追加治療として用いられます。すでに起こった発作や症状を速やかに軽減する薬ではありません。

使用上の注意

以前に薬や食べ物で、かゆみ、発疹などのアレルギー症状が出たことがある。寄生虫に感染している。

妊娠または授乳中

他に薬などを使っている(お互いに作用を強めたり、弱めたりする可能性もありますので、他に使用中の一般用医薬品や食品も含めて注意してください)。

用法・用量

通常、成人および12歳以上の小児は、1回1本(主成分として210mg)を4週に1回、皮下に注射します。必ず指示された使用方法に従ってください。

60分以上かけて室温(25℃以下)に戻してから注射してください。

注射は、腹部(へその周り5cmは避ける)か大腿部に行ってください。患者さん以外の人が注射する場合、上腕部(二の腕)にも注射することができます。前回注射した部位とは違う部位に注射してください。もし同じ部位に注射する場合は、前回注射した場所からずらして注射してください。

皮膚が敏感な部位、皮膚に傷、紅斑、硬化がある部位には使用しないでください。

1回に全量を使用し、使用済みの注射器と注射針を再使用しないでください。

前もって医療機関で注射方法のトレーニングを受け、適切に注射できると医師が判断した人のみ自己注射が可能です。注射方法、使用済みの注射器と注射針の廃棄方法などについて十分理解できるまで説明を受け、その指示に従ってください。

一緒に渡された使用説明書をよく読んで使用してください。

注射をし忘れた場合は、医師に相談してください。絶対に2回分を一度に使用してはいけません。

誤って多く注射した場合は、医師や薬剤師に相談してください。

医師の指示なしに、使うのを止めないでください。

副作用

主な副作用として、注射部位の反応(紅斑、腫れ、痛みなど)が報告されています。このような症状に気づいたら、担当の医師または薬剤師に相談してください。

まれに下記のような症状があらわれ、[ ]内に示した副作用の初期症状である可能性があります。
このような場合には、使用をやめて、すぐに医師の診療を受けてください。

・全身のかゆみ、喉のかゆみ、動悸 [重篤な過敏症(アナフィラキシー、発疹)]

・しめ付けられるような胸の痛み、動悸、息苦しい [心臓障害(冠動脈障害、不整脈、心不全)]

以上の副作用はすべてを記載したものではありません。上記以外でも気になる症状が出た場合は、医師または薬剤師に相談してください。

保管方法

乳幼児、小児の手の届かないところで、凍結を避け、外箱に入れたまま冷蔵庫(2~8℃)で保管してください。冷蔵庫から取り出した場合は、室温(25℃以下)で保管し、30日以内に使用してください。外箱開封後は光を避けて保管してください。

高温、直射日光にさらさないでください。

使用済みのシリンジと針カバーは、専用の廃棄用容器に入れ、医療機関の指示どおりに廃棄してください。

薬が残った場合、保管しないで廃棄してください。廃棄には注意が必要なため受け取った薬局や医療機関に相談してください。他の人に渡さないでください。

医薬品情報

製薬会社

アストラゼネカ株式会社

薬価

1筒あたり176253円

剤形

注射剤

シート記載

-

薬効分類

個々の器官系用医薬品 > 呼吸器官用薬 > その他の呼吸器官用薬 同じ薬効分類の薬を探す

主成分

テゼペルマブ(遺伝子組換え)

この成分で処方薬を探す

YJコード

2290403G1025

レセプト電算コード

629919001

更新日付:2023年12月05日

薬には効果(ベネフィット)だけではなく、副作用(リスク)があります。副作用をなるべく抑え、効果を最大限に引き出すことが大切です。このために、この薬を使用される患者さんの理解と協力が必要です。

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  • ・掲載している「関連する疾患」、「併用禁忌・併用注意」の情報は、医療用医薬品の添付文書を元に薬剤師が監修して作成したものです。内容を完全に保証するものではありません。
  • ・テゼスパイア皮下注210mgシリンジを適正に使用したにもかかわらず副作用などの健康被害が発生した場合は(独)医薬品医療機器総合機構(電話:0120-149-931)にご相談ください。
  • ・より詳細な情報を望まれる場合は、担当の医師または薬剤師におたずねください。
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