フェトロージャ点滴静注用1g

処方薬注射剤

フェトロージャ点滴静注用1gの基本情報

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作用と効果

シデロフォアセファロスポリン系の抗生物質で、細菌の細胞壁合成を阻害することにより抗菌作用を示します。
通常、カルバペネム系抗菌薬に耐性を示し、本剤に感性の大腸菌、シトロバクター属、肺炎桿菌、クレブシエラ属、エンテロバクター属、セラチア・マルセスセンス、プロテウス属、モルガネラ・モルガニー、緑膿菌、バークホルデリア属、ステノトロホモナス・マルトフィリア、アシネトバクター属による各種感染症の治療に用いられます。

使用上の注意

以前に薬や食べ物で、かゆみ、発疹などのアレルギー症状が出たことがある。ショックの既往歴がある。けいれん発作の既往歴あるいは中枢神経系障害がある。本人または両親、兄弟に気管支喘息、発疹、蕁麻疹などのアレルギー症状を起こしやすい体質がある。経口摂取の不良または非経口栄養、全身状態が悪い。腎機能障害がある。血液透析を受けている。

妊娠または授乳中

他に薬などを使っている(お互いに作用を強めたり、弱めたりする可能性もありますので、他に使用中の一般用医薬品や食品も含めて注意してください)。

用法・用量

通常、成人は8時間ごとに3時間かけて点滴で静脈内に注射します。

症状を見ながら使用期間を決めていきます。

点滴開始から終了後まで、安静にしてください。

副作用

主な副作用として、下痢、発疹、かゆみ、吐き気、嘔吐、注射部位の痛み・紅斑などが報告されています。このような症状に気づいたら、担当の医師または薬剤師に相談してください。

まれに下記のような症状があらわれ、[ ]内に示した副作用の初期症状である可能性があります。
このような場合には、すぐに医師の診療を受けてください。

・呼吸困難、蕁麻疹、血圧低下 [ショック、アナフィラキシー]

・下痢、腹痛、吐き気 [偽膜性大腸炎]

・倦怠感、食欲不振、皮膚や白目が黄色くなる [肝機能障害]

・筋肉の発作的な収縮、全身または局所の筋肉の突っ張りや震え、意識障害 [けいれん、てんかん発作]

・発熱、のどの痛み、寒気 [好中球減少症]

以上の副作用はすべてを記載したものではありません。上記以外でも気になる症状が出た場合は、医師または薬剤師に相談してください。

医薬品情報

製薬会社

塩野義製薬株式会社

薬価

-

剤形

注射剤

シート記載

-

薬効分類

病原生物に対する医薬品 > 抗生物質製剤 > 主としてグラム陰性菌に作用するもの 同じ薬効分類の薬を探す

主成分

セフィデロコルトシル酸塩硫酸塩水和物

この成分で処方薬を探す

YJコード

6129401D1023

レセプト電算コード

622949601

更新日付:2024年03月18日

薬には効果(ベネフィット)だけではなく、副作用(リスク)があります。副作用をなるべく抑え、効果を最大限に引き出すことが大切です。このために、この薬を使用される患者さんの理解と協力が必要です。

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  • ・フェトロージャ点滴静注用1gを適正に使用したにもかかわらず副作用などの健康被害が発生した場合は(独)医薬品医療機器総合機構(電話:0120-149-931)にご相談ください。
  • ・より詳細な情報を望まれる場合は、担当の医師または薬剤師におたずねください。
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