ヒフデュラ配合皮下注

処方薬注射剤

ヒフデュラ配合皮下注の基本情報

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作用と効果

エフガルチギモド アルファ(遺伝子組換え)は、重症筋無力症の原因となるIgG自己抗体を含む血中IgG濃度を減少させることで、症状を改善します。ボルヒアルロニダーゼ アルファ(遺伝子組換え)は、ヒアルロン酸を分解することで皮下組織の浸透性を増加させ、薬の拡散と吸収を促します。
通常、全身型重症筋無力症の治療に用いられます。ただし、ステロイド剤またはステロイド剤以外の免疫抑制剤が十分に奏効しない場合に限られます。

使用上の注意

以前に薬や食べ物で、かゆみ、発疹などのアレルギー症状が出たことがある。感染症にかかっている。肝炎ウイルスキャリアである。腎臓に障害がある。

妊娠または授乳中

他に薬などを使っている(お互いに作用を強めたり、弱めたりする可能性もありますので、他に使用中の一般用医薬品や食品も含めて注意してください)。

用法・用量

通常、成人は1回1バイアルを1週間間隔で4回皮下に注射します。これを1サイクルとして、繰り返します。必ず指示された使用方法に従ってください。

注射部位はお腹(腹部)、太もも(大腿部)です。前回と違う部位に注射してください。

この薬は、実際に投与を行う人(ご本人またはご家族の方など)が、医療機関で自己注射の説明・トレーニングを十分に受け、確実に投与できることが確認された場合に、自己注射が可能です

自己注射にあたっては、危険性や対処法、注射針や注射器の廃棄方法について説明を受けてください。

注射するのを忘れたり予定日に注射できなかった場合は、医師や薬剤師、看護師に相談してください。2回分を一度に使用してはいけません。

医師の指示なしに、注射するのを止めないでください。

副作用

主な副作用として、注射部位反応(注射部位の紅斑、疼痛、かゆみ、発疹)、頭痛などが報告されています。このような症状に気づいたら、担当の医師または薬剤師に相談してください。

下記のような症状があらわれ、[ ]内に示した副作用の初期症状である可能性があります。
このような場合には、すぐに医師の診療を受けてください。

・発熱、寒気、体がだるい [感染症]

・全身のかゆみ、じんま疹、喉のかゆみ [ショック、アナフィラキシー]

以上の副作用はすべてを記載したものではありません。上記以外でも気になる症状が出た場合は、医師または薬剤師に相談してください。

保管方法

乳幼児、小児の手の届かないところで、冷蔵庫内で凍結を避け(2~8℃)、箱のまま(遮光)保管してください。

薬が残った場合、保管しないで廃棄してください。廃棄には注意が必要なため受け取った薬局や医療機関に相談してください。他の人に渡さないでください。

使用済みの注射針および注射器は、医療機関の指示どおりに廃棄してください。

使用済みのバイアル、バイアルアダプタ、注射針、注射筒を再使用しないでください。

医薬品情報

製薬会社

アルジェニクスジャパン株式会社

薬価

-

剤形

注射剤

シート記載

-

薬効分類

病原生物に対する医薬品 > 生物学的製剤 > その他の生物学的製剤 同じ薬効分類の薬を探す

主成分

エフガルチギモド アルファ(遺伝子組換え)

この成分で処方薬を探す

ボルヒアルロニダーゼ アルファ(遺伝子組換え)

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YJコード

6399501A1020

レセプト電算コード

629927801

更新日付:2024年04月17日

薬には効果(ベネフィット)だけではなく、副作用(リスク)があります。副作用をなるべく抑え、効果を最大限に引き出すことが大切です。このために、この薬を使用される患者さんの理解と協力が必要です。

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ご利用に当たっての注意事項

  • ・掲載している情報は、アルジェニクスジャパン株式会社の提供情報を元に、くすりの適正使用協議会が独自に編纂したものです。正確な情報に努めておりますが、内容を完全に保証するものではありません。
  • ・掲載している「関連する疾患」、「併用禁忌・併用注意」の情報は、医療用医薬品の添付文書を元に薬剤師が監修して作成したものです。内容を完全に保証するものではありません。
  • ・ヒフデュラ配合皮下注を適正に使用したにもかかわらず副作用などの健康被害が発生した場合は(独)医薬品医療機器総合機構(電話:0120-149-931)にご相談ください。
  • ・より詳細な情報を望まれる場合は、担当の医師または薬剤師におたずねください。
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