アクトス錠15

薬には効果(ベネフィット)だけでなく副作用(リスク)があります。副作用をなるべく抑え、効果を最大限に引き出すことが大切です。このために、この薬を使用される患者さんの理解と協力が必要です。

武田薬品工業株式会社
薬価
1錠あたり73.8円
剤形
白色~帯黄白色の錠剤、直径7.0mm、厚さ2.4mm
シート記載
(表)390 (裏)アクトス15
製薬会社
武田薬品工業株式会社
主成分(一般名)
ピオグリタゾン塩酸塩(Pioglitazone hydrochloride)
処方実績の多い疾患
処方実績はレセプトデータを基準としています。

この薬の他の規格(剤形等)

同じ主成分の薬

ピオグリタゾン塩酸塩(Pioglitazone hydrochloride)

基本情報

スポンサーリンク

アクトス錠15の作用と効果について

インスリンの働きを高めることによって、高血糖を改善します。
通常、2型糖尿病の治療に用いられます。

次のような方は使う前に必ず担当の医師と薬剤師に伝えてください。

以前に薬を使用して、かゆみ、発疹などのアレルギー症状が出たことがある。心臓疾患およびその既往歴、ケトーシス、糖尿病性昏睡または前昏睡、インスリン依存型糖尿病、肝臓疾患、腎臓疾患、重症感染症、手術前後、ケガをしている、脳下垂体異常、副腎疾患、十分な食事を摂取していない、衰弱している、激しい運動をしている、酒を大量に飲んでいる、膀胱がんまたは膀胱がんの既往、糖尿病性網膜症妊娠、妊娠している可能性がある、授乳中他に薬などを使っている(お互いに作用を強めたり、弱めたりする可能性もありますので、他に使用中の一般用医薬品や食品も含めて注意してください)。

用法・用量(アクトス錠15の使い方)

通常、成人は1回1~2錠(ピオグリタゾンとして15~30mg)を1日1回朝食前または朝食後に服用します。性別、年齢・症状により適宜増減されますが、1日3錠(45mg)が上限です。
インスリン製剤と併用する場合は、通常、成人は1回1錠(ピオグリタゾンとして15mg)を1日1回朝食前または朝食後に服用します。性別、年齢・症状により適宜増減されますが、1日2錠(30mg)が上限です。
必ず指示された服用方法に従ってください。飲み忘れた場合は、昼までであればできるだけ早く1回分を飲んでください。低血糖のおそれがあるので、激しい運動をした後や空腹時には飲まないでください。絶対に2回分を一度に飲んではいけません。誤って多く飲んだ場合は医師または薬剤師に相談してください。医師の指示なしに、自分の判断で飲むのを止めないでください。

生活上の注意

指示された食事療法や運動療法をきちんと守ってください。低血糖を起こす事がありますので、高所での作業、車の運転など危険をともなう機械の操作などには十分注意してください。また、この薬を飲んでいることをご家族やまわりの方にもお知らせください。低血糖症状が起こった時には十分量の糖分(砂糖、ブドウ糖、清涼飲料水など)をとるようにしてください。α-グルコシダーゼ阻害剤(ボグリボースやアカルボースなどの糖分の吸収を遅らせる薬)と同時に服用中の方は、低血糖症状が起こった時にはブドウ糖をとるようにしてください。この薬が膀胱がんの原因と断定されたわけではありませんが、外国において、この薬を使用した場合、その期間が長くなるにしたがって膀胱がんになる可能性が高くなるとの報告がありますので、この薬の使用中は、定期的に尿検査などが行われます。血尿、頻尿、排尿時の痛みなどがあらわれたら、医師に相談してください。

副作用

主な副作用として、貧血、血圧上昇、動悸、胸部圧迫感、顔面潮紅、発疹、かゆみ、吐き気、嘔吐、胃部不快感、胸やけ、腹痛、腹部膨満感、下痢、便秘、食欲亢進、食欲不振、めまい、ふらつき、頭痛、眠気、倦怠感、脱力感、しびれ、体重増加、糖尿病網膜症の悪化、息切れなどが報告されています。このような症状に気づいたら、担当の医師または薬剤師に相談してください。まれに下記のような症状があらわれ、[ ]内に示した副作用の初期症状である可能性があります。
このような場合には、使用をやめて、すぐに医師の診療を受けてください。
・むくみ、急激な体重増加、息切れ、動悸 [心不全]
・むくみ、急激な体重増加 [浮腫]
・食欲不振、皮膚や白目が黄色くなる [肝障害・黄疸]
・冷や汗がでる、空腹感、手足のふるえ [低血糖]
・脱力感、筋肉痛、褐色の尿 [横紋筋融解症]
・みぞおちの痛み、吐き気、黒色の便 [胃潰瘍の再燃]
・発熱、せき、呼吸困難 [間質性肺炎]
以上の副作用はすべてを記載したものではありません。上記以外でも気になる症状が出た場合は、医師または薬剤師に相談してください。

保管方法その他

乳幼児、小児の手の届かないところで、直射日光、高温、湿気を避けて保管してください。薬が残った場合、保管しないで廃棄してください。

2014/03/21

薬剤師口コミ

岡山県 30代 女性 他さんの投稿[投稿日:2010年07月01日]

薬のベネフィット(効果)に関する情報

インスリンが効きにくくなっている人に効果が良く、多剤と併用しやすいです。

薬のリスク(副作用など)とその対処法

肝障害、浮腫(むくみ)、体重増加する人が比較的多いです。特に女性には、浮腫(むくみ)の可能性を必ず説明するようにしています。気になることがあったら、必ず医師・薬剤師に申し出てください。

その他、薬の実用的な特徴

糖尿病治療以外にもメタボリック症候群への効果、脂肪肝への効果もあります。

※投稿内容に問題ある場合は、問題投稿を通報ページから教えてください。

愛知県 40代 男性 他さんの投稿[投稿日:2010年07月01日]

薬のベネフィット(効果)に関する情報

効きがよい印象です。服用量が少量で使用されている場合もあり、よく使用されている印象です。

薬のリスク(副作用など)とその対処法

初めて服用の場合、浮腫(むくみ)の現れる事が比較的多い印象です。他の薬剤選択肢もあるので、医師にすぐ相談したほうがよいでしょう。

その他、薬の実用的な特徴

※投稿内容に問題ある場合は、問題投稿を通報ページから教えてください。

広島県 30代 女性 他さんの投稿[投稿日:2010年07月01日]

薬のベネフィット(効果)に関する情報

インスリンが効きにくくなっている人に効果が良いです。現在このような薬は1種しかないという観点で、貴重な薬といえます。

薬のリスク(副作用など)とその対処法

服用された人で体重増加を感じられる人がいるようです。服薬中は特に、食事療法を徹底しないと体重急増により、服薬が継続できなくなる可能性があります。特に女性は低用量の15mgから投与を始める事が多いです。

その他、薬の実用的な特徴

※投稿内容に問題ある場合は、問題投稿を通報ページから教えてください。

栃木県 30代 男性 他さんの投稿[投稿日:2010年07月01日]

薬のベネフィット(効果)に関する情報

薬のリスク(副作用など)とその対処法

体重増加する事があるようです。太った方の服用には注意が必要です。体重はチェックしておいて、受診時に医師に話をしましょう。

その他、薬の実用的な特徴

※投稿内容に問題ある場合は、問題投稿を通報ページから教えてください。

「薬剤師口コミ」はあくまで参考材料のひとつに

  • 薬剤師口コミは薬剤師法に基づいた薬剤師のみが投稿できます。本口コミは、あくまで医療者との会話や、医薬品についての関心や知識を深めるきっかけ・参考材料として提供しています。本口コミの内容のみで、お薬の服用を中断したり変更したりは絶対にしないでください。
  • 投稿内容は公開前に全て専門家によって審査したうえで公開しておりますが、薬剤師の個人的見解がふくまれることがあります。もし、「明らかに間違った内容」「著しく読む人への配慮に欠ける、または誤解を招く表現」など問題が大きいとお考えの「薬剤師口コミ」を見つけた場合は、お手数ですが「問題投稿を通報ページ」からお知らせください。
  • 薬剤師口コミについての詳細はこちらをご覧ください。

アクトス錠15を調べた人は他にこんな薬を調べています

トラネキサム酸シロップ5%「タイヨー」大洋薬品工業株式会社

ご利用に当たっての注意事項

  • 掲載している情報は、武田薬品工業株式会社の提供情報を元に、くすりの適正使用協議会が独自に編纂したものです。正確な情報に努めておりますが、内容を完全に保証するものではありません。
  • 薬剤師口コミに関しては、株式会社ネグジット総研MMPR薬剤師リサーチモニター会員による投稿です。
  • アクトス錠15を適正に使用したにもかかわらず副作用などの健康被害が発生した場合は(独)医薬品医療機器総合機構(電話:0120-149-931)にご相談ください。
  • より詳細な情報を望まれる場合は、担当の医師または薬剤師におたずねください。
  • 当サービスによって生じた損害について、株式会社QLife及び、くすりの適正使用協議会、株式会社ネグジット総研ではその賠償の責任を一切負わないものとします。
  • ジェネリック医薬品 はジェネリック医薬品です
  • は2009年4月~9月期と2009年10月~2010年3月期のレセプトデータを比較した際の処方変動を表します。
  • は、それぞれ処方量1位、2位、3位を表します。

アクトス錠15に関する事ならお薬検索QLife(キューライフ)

アクトス錠15のお薬を調べるなら、QLife(キューライフ)。お医者さんが処方する処方薬と、薬局で買える市販薬(OTC医薬品)、全288社、21361種(2014年11月26日現在)の効果と副作用、写真、保管方法等を掲載。商品名だけでなく一般名や剤形、色などからも検索可能。薬の価格や、ジェネリック医薬品も一目でわかります。