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逆流性食道炎とは

　逆流性食道炎（ぎゃくりゅうせいしょくどうえん）は、胃酸や十二指腸液が、食道に逆流する病気で、食道の粘膜にびらん・炎症を引き起こします。症状としては、胸焼け、みぞおちや上胸部の痛み、食事中・後、横になったときや前屈したときに、喉や口に胃酸が逆流する、胸部の違和感や不快感、喉の違和感、声のかすれ、腹部膨満感、過度のおくび（げっぷ）を伴う嘔吐などがあります。
　原因としては、ストレス・過飲過食・飲酒食道裂孔ヘルニアなどが挙げられます。一般的な薬物療法では、胃酸を抑えるための薬が投与されます。ストレスによって発症する例が大部分なので、薬物療法に加えて根治を目的とした精神科的治療を平行して行うことがあります。