出典:家庭医学大全 6訂版(2011年)
単純性血管腫
たんじゅんせいけっかんしゅ
単純性血管腫とは?
血管の発育異常、毛細血管の拡張により生じる、皮膚表面から隆起しない、境界が鮮明な紅斑です。通常は出生時から認められます。発症する部位や合併する症状によってはスタージ・ウェーバー症候群(顔面の三叉神経第1、2枝領域に生じる)、クリッペル・ウェーバー症候群(四肢片側に生じる)という病気のこともあります。自然に消えてなくなることがなく、加齢により色調が濃くなるため、形成外科的治療やレーザー治療などを考慮する必要があります。
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