出典:家庭医学大全 6訂版(2011年)
肺の良性腫瘍
はいのりょうせいしゅよう
肺の良性腫瘍とは?
皮膚にできるいぼやほくろと同様に、肺にもいろいろな種類の良性腫瘍ができることがあります。これらの良性腫瘍は一般に無症状で、大きくなる速度も遅く、転移することはありません。良性腫瘍であることが明らかで、サイズが小さく、無症状であれば、そのまま経過を観察するだけで十分です。
しかし、ゆっくりではあっても次第に大きくなりますし、腫瘍ができた部位によっては、咳や痰の原因になったり、気管や気管支を圧迫して肺炎や息切れなどを起こします。また、X線やCT検査では、肺がんなどの重要な病気と見分けがつかない場合もあります。放置しているとやがてがん化するものもあります。
このような場合には、手術で腫瘍を取るべきとされています。肺の良性腫瘍と診断された場合、大きな心配は不要ですが、注意深い経過観察が重要です。
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