出典:家庭医学大全 6訂版(2011年)
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内分泌性ミオパチー
ないぶんぴつせいみおぱちー

内分泌性ミオパチーとは?

 内分泌臓器の異常により発生する筋肉障害です。

 高アルドステロン症では、血液中のカリウム濃度が低下することにより筋肉が破壊されます。甲状腺機能亢進症バセドウ病)では、まれに重症筋無力症を併発したり、低カリウム血性周期性四肢麻痺を伴うこともあります。逆に、甲状腺機能低下症では筋痛と筋力低下がみられ、ホフマン症候群と呼ばれています。

 原因疾患を治療することによって、治ります。

内分泌性ミオパチーと関連する症状・病気

(執筆者:国立病院機構箱根病院院長 石原 傳幸)

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