出典:家庭医学大全 6訂版(2011年)
スポーツ外傷・スポーツ障害
すぽーつがいしょう・すぽーつしょうがい
- 整形外科
- 診療に適した科
スポーツ外傷・スポーツ障害とは?
どんな外傷・障害か
スポーツによる外傷・障害は、急性の外傷と慢性の障害とに分けられます。外傷とはいうまでもなく、骨折、脱臼、捻挫、打撲(挫傷)、肉ばなれ、腱断裂、靭帯損傷などです。
一方、障害とは主としてスポーツによる使いすぎ(オーバーユーズ)を原因として発生するものです。すなわち、腱、靭帯あるいはその付着部、関節軟骨をはじめとする関節構成体、さらには骨組織などに繰り返しの負荷が加わることにより、これらの組織やその周囲に炎症が生じたり、組織自体の変性や破綻を来すものです。
以下に外傷と障害の具体例について紹介しておきます。
スポーツ外傷・スポーツ障害と関連する症状・病気
おすすめの記事
スポーツ外傷・スポーツ障害に関する医師Q&A
急性硬膜下血腫、脳ヘルニアの治療後目が覚めない
病名)重症頭部外傷、急性硬膜下血腫、脳ヘルニア 症状)意識障害 治療)開頭血腫除去、外減圧術、低体温療…
▶続きを見る
先日、膝の痛みで受診しました。 歩行時や、曲げ伸ばし時に膝全体の違和感があり、いちばん痛い場所を聞…