旦那の子供の頃の話なのですが。
中学生の頃、ちょうど正月ぐらいの時期。
太ももの付け根あたりにコブみたいのが出来てるのに気づいたらしく、でも親には何故か言い出せずにほっていたら、どんどん大きくなってきて、母親に話したところすぐに病院に行こう!って、ことになりました。
近くの病院で診てもらったのですが、診察をしてもらうと、先生に『紹介するので、すぐに大学病院に行ってください』と言われたそうです。
そして、そのまま大学病院に向かい診察を受けると、すぐに検査が始まり入院となったのです。

ここから、旦那の闘病生活が始まりました・・・
病名は『悪性リンパ腫』
助かる可能性は、50%と言われていたそうです(>_<)

毎日毎日が検査で、何度も注射を打たれ、点滴もして抗がん剤なども使っていたので、嘔吐や、髪の毛なども抜けてしまい・・・
大人でも耐えれないことなのに、中学生の旦那には、想像以上に苦しかったと思います。
こんなことが毎日の繰り返しでってのもあり、旦那も子供だったってのもありで、忙しい母の変わりに、おばぁちゃんがお見舞いに来てくれてたのですが、
旦那が言うには・・・
今思い返せばハンパじゃないぐらいの、わがままばかりを、おばぁちゃんに言ってたらしく。
ある日、その日も、わがままを言っていたのですが、おばぁちゃんは耐えれなくなり病室を出て行ってしまい、廊下で泣いていたそうです・・・
それをたまたま見てた婦長さんは、旦那に対してスゴく怒ったそうです。
今、それを振り返り旦那は、『家族達は自分に対し病気のこともあり、どんなわがままも聞いてくれて、甘やかされてた。でもその婦長さんに怒られた事で間違ってたことに気づき、目が覚めた!』っと。
『だから、家族のありがたさにも気づかせてもらい、家族の為にも病気を治さな!って気にもなった』
と、今、嬉しそうに話してくれます♪

闘病生活は私が思っているより、もっともっと大変だったと思います・・・
でも、今、旦那が元気でいられるのはこちらの病院で治療をしてもらい、そのカッコイイ婦長さんに出会えたからだと思って居ます!
ホントに感謝してます♪

2007年12月20日投稿

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