ヴォリブリス錠2.5mg

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ヴォリブリス錠2.5mgの基本情報

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作用と効果

エンドセリン受容体に拮抗し、肺の動脈を収縮させるエンドセリンという物質の働きを抑えることにより、肺動脈の血圧を下げ、同時に肺動脈を流れる血液の量を増やし息切れや疲労感を改善します。
通常、肺動脈性肺高血圧症の治療に用いられます。

使用上の注意

以前に薬や食べ物で、かゆみ、発疹などのアレルギー症状が出たことがある。肝障害、貧血、間質性肺炎、肺静脈閉塞性疾患、出血の危険因子、腎障害がある。

妊娠、妊娠している可能性がある、授乳中

他に薬などを使っている(お互いに作用を強めたり、弱めたりする可能性もありますので、他に使用中の一般用医薬品や食品も含めて注意してください)。

用法・用量

[成人]
通常、成人は1回2錠(主成分として5mg)を1日1回服用します。症状により適宜増量されますが、1日の最大服用量は4錠(10mg)です。
[小児(8歳以上)]
20~35kg未満:通常、1回1錠(主成分として2.5mg)を1日1回服用します。症状により適宜増量されますが、1日の最大服用量は2錠(5mg)です。
35~50kg未満:通常、1回2錠(主成分として5mg)を1日1回服用します。症状により適宜増量されますが、1日の最大服用量は3錠(7.5mg)です。
50kg以上:通常、1回2錠(主成分として5mg)を1日1回服用します。症状により適宜増量されますが、1日の最大服用量は4錠(10mg)です。
シクロスポリンと併用する場合の最大服用量は成人および50kg以上の小児で1日1回2錠(主成分として5mg)、50kg未満の小児で1日1回1錠(2.5mg)です。
いずれの場合も、必ず指示された服用方法に従ってください。

飲み忘れた場合は、気がついた時にできるだけ早く飲んでください。ただし、次に通常に服用する時間が近い場合は飲まずに、次の服用時間から1回分を飲んでください。絶対に2回分を一度に飲んではいけません。

誤って多く飲んだ場合は医師または薬剤師に相談してください。

医師の指示なしに、飲むのを止めないでください。

副作用

主な副作用として、頭痛、潮紅、鼻閉、末梢性浮腫、ほてり、喀血(咳が出る時に血が出る)、鼻出血、吐き気などが報告されています。このような症状に気づいたら、担当の医師または薬剤師に相談してください。

まれに下記のような症状があらわれ、[ ]内に示した副作用の初期症状である可能性があります。
このような場合には、使用をやめて、すぐに医師の診療を受けてください。

・全身倦怠感、めまい、頭痛 [貧血]

・むくみ、息苦しい、腹がはる [体液貯留]

・からだがだるい、全身のむくみ、息苦しい [心不全]

・咳嗽、呼吸困難、発熱 [間質性肺炎]

以上の副作用はすべてを記載したものではありません。上記以外でも気になる症状が出た場合は、医師または薬剤師に相談してください。

保管方法

乳幼児、小児の手の届かないところで、直射日光、湿気を避けて室温(1~30℃)で保管してください。

薬が残った場合、保管しないで廃棄してください。廃棄方法がわからない場合は受け取った薬局や医療機関に相談してください。他の人に渡さないでください。

乳幼児誤飲防止包装のため、取り出しにくくなっています。医師または薬剤師の指示に従って開封してください。

飲み合わせなど併用禁忌・注意の処方薬

併用禁忌:一緒に服用してはいけない薬の組合せ

併用注意:一緒に服用することは可能ですが、その際に注意をする必要がある組合せ

重要・必ずご確認ください

  • お薬の併用に関する以下の情報は、添付文書に記載されている薬剤の「成分」や「分類」をもとに表記されます
  • そのため、ここで『併用禁忌』や『併用注意』と表記されていても、個別の製剤や、用法・用量によっては異なる場合があります
  • 現在お使いのお薬に関してご不明点がある場合は、かかりつけの医師・薬剤師にご相談ください
  • 決して自己判断で併用/併用中止しないでください

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医薬品情報

製薬会社

グラクソ・スミスクライン株式会社

薬価

1錠あたり3496.5円 ジェネリックを探す

剤形

白色の錠剤、直径7.1mm、厚さ3.7mm

シート記載

ヴォリブリス 2.5mg、GSK、うらをはがして押し出す、Volibris 2.5mg、GS K11、乳幼児誤飲防止シート、乳幼児の誤飲を防ぐため、錠剤が取出しにくくなってます

薬効分類

個々の器官系用医薬品 > 循環器官用薬 > その他の循環器官用薬 同じ薬効分類の薬を探す

主成分

アンブリセンタン

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YJコード

2190031F1023

レセプト電算コード

622003101

更新日付:2023年03月27日

薬には効果(ベネフィット)だけではなく、副作用(リスク)があります。副作用をなるべく抑え、効果を最大限に引き出すことが大切です。このために、この薬を使用される患者さんの理解と協力が必要です。

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  • ・掲載している「関連する疾患」、「併用禁忌・併用注意」の情報は、医療用医薬品の添付文書を元に薬剤師が監修して作成したものです。内容を完全に保証するものではありません。
  • ・ヴォリブリス錠2.5mgを適正に使用したにもかかわらず副作用などの健康被害が発生した場合は(独)医薬品医療機器総合機構(電話:0120-149-931)にご相談ください。
  • ・より詳細な情報を望まれる場合は、担当の医師または薬剤師におたずねください。
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