トラマール注100

処方薬注射剤

トラマール注100の基本情報

印刷する

アクセスランキング(07月26日更新)

  • 先々週:--位
  • 先週:--位
  • 今週:--位
つぶやく いいね! はてなブックマーク
  • トラマール注100の画像
    トラマール注100の画像

作用と効果

脳内のオピオイド受容体への結合、モノアミン(ノルアドレナリン、セロトニン)再取り込み阻害作用により強い痛みを抑える働きがあります。
通常、がんによる痛みや術後の痛みの治療に用いられます。

使用上の注意

以前に薬を飲んで、または注射を受けて、発しんやかゆみなどが出たことがある。重篤な呼吸抑制状態にある、頭部傷害、脳に病変がある場合などで意識混濁が危惧される、治療による十分な管理がされていないてんかんである。

妊娠または授乳中

他に薬などを使っている(お互いに作用を強めたり、弱めたりする可能性もありますので、他に使用中の一般用医薬品や食品も含めて注意してください)。

用法・用量

通常、筋肉内に注射します。
その後必要に応じて4~5時間ごとに反復注射します。

症状を見ながら投与の期間を決めていきます。

副作用

主な副作用として、悪心、多汗症、嘔吐、傾眠、めまいなどが報告されています。このような症状に気づいたら、担当の医師または薬剤師に相談してください。

まれに下記のような症状があらわれ、[ ]内に示した副作用の初期症状である可能性があります。
このような場合には、使用をやめて、すぐに医師の診療を受けてください。

・息苦しい、眼や口唇のまわりのはれ、じんましん [ショック、アナフィラキシー様症状]

・筋肉が発作的に収縮する。 [痙攣]

・この薬の使用をやめようとしても、やめられなくなる。 [依存性]

・意識がなくなる [意識消失]

以上の副作用はすべてを記載したものではありません。上記以外でも気になる症状が出た場合は、医師または薬剤師に相談してください。

飲み合わせなど併用禁忌・注意の処方薬

併用禁忌:一緒に服用してはいけない薬の組合せ

併用注意:一緒に服用することは可能ですが、その際に注意をする必要がある組合せ

重要・必ずご確認ください

  • お薬の併用に関する以下の情報は、添付文書に記載されている薬剤の「成分」や「分類」をもとに表記されます
  • そのため、ここで『併用禁忌』や『併用注意』と表記されていても、個別の製剤や、用法・用量によっては異なる場合があります
  • 現在お使いのお薬に関してご不明点がある場合は、かかりつけの医師・薬剤師にご相談ください
  • 決して自己判断で併用/併用中止しないでください

併用禁忌(禁止)・注意の処方薬をもっと見る(978件)

医薬品情報

製薬会社

日本新薬株式会社

薬価

1管あたり101円 ジェネリックを探す

剤形

注射剤

シート記載

-

薬効分類

神経系及び感覚器官用医薬品 > 中枢神経系用薬 > 解熱鎮痛消炎剤 同じ薬効分類の薬を探す

主成分

トラマドール塩酸塩

この成分で処方薬を探す

YJコード

1149400A1049

レセプト電算コード

620000258

更新日付:2023年05月30日

薬には効果(ベネフィット)だけではなく、副作用(リスク)があります。副作用をなるべく抑え、効果を最大限に引き出すことが大切です。このために、この薬を使用される患者さんの理解と協力が必要です。

トラマールに関する医師Q&A

現在募集中の治験

QLifeでは、次の治験にご協力いただける方を募集しています。

トラマール注100の他の剤形

この薬を調べた人は、他にこんな薬を調べています

おすすめの記事

ご利用に当たっての注意事項

  • ・掲載している情報は、日本新薬株式会社の提供情報を元に、くすりの適正使用協議会が独自に編纂したものです。正確な情報に努めておりますが、内容を完全に保証するものではありません。
  • ・掲載している「関連する疾患」、「併用禁忌・併用注意」の情報は、医療用医薬品の添付文書を元に薬剤師が監修して作成したものです。内容を完全に保証するものではありません。
  • ・トラマール注100を適正に使用したにもかかわらず副作用などの健康被害が発生した場合は(独)医薬品医療機器総合機構(電話:0120-149-931)にご相談ください。
  • ・より詳細な情報を望まれる場合は、担当の医師または薬剤師におたずねください。
  • ・当サービスによって生じた損害について、株式会社QLife及び、くすりの適正使用協議会、株式会社ネグジット総研ではその賠償の責任を一切負わないものとします。