アイソボリン点滴静注用25mg

処方薬注射剤

アイソボリン点滴静注用25mgの基本情報

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作用と効果

活性型葉酸製剤と呼ばれるグループに属する薬で、フルオロウラシルと併用することで、がん細胞の増殖を抑える効果を増強させます。
通常、胃がん(手術できないまたは再発した)、結腸・直腸がん、小腸がん、治癒切除できない膵がんおよび進行・再発の胃がんに対するフルオロウラシルの効果を増強させる目的で用いられます。

使用上の注意

以前に薬や食べ物で、かゆみ、発疹などのアレルギー症状が出たことがある。熱があり、体がだるいと感じている。下痢がある。水痘(水ぼうそう)や他の感染症にかかっている。腹水、胸水がある。心臓の病気がある、または起こしたことがある。全身状態が悪い。テガフール・ギメラシル・オテラシルカリウム配合剤を使用中および使用中止後7日以内である。肝機能障害、腎機能障害、肝転移がある。消化管潰瘍または出血がある。放射線治療を受けている。前に化学療法による治療を受けていた。

妊娠または授乳中

他に薬などを使っている(お互いに作用を強めたり、弱めたりする可能性もありますので、他に使用中の一般用医薬品や食品も含めて注意してください)。

用法・用量

通常、成人は1回2時間かけて静脈内に点滴します。

注射の間隔は、一緒に使用する他の薬や、症状・状態により異なりますので、具体的な使用期間については、医師に確認してください。

下痢、重篤な口内炎、重篤な白血球減少または血小板減少がみられた人では、それらの所見が回復するまで休薬の期間が延びたり、使用量が変更されたりすることがあります。

副作用

主な副作用として、食欲不振、吐き気・嘔吐、色素沈着、脱毛、発熱などが報告されています。このような症状に気づいたら、担当の医師または薬剤師に相談してください。

まれに下記のような症状があらわれ、[ ]内に示した副作用の初期症状である可能性があります。
このような場合には、使用をやめて、すぐに医師の診療を受けてください。

・何度も水のような便が出る、下腹部の痛み [激しい下痢]

・寒気がする、熱が出る、出血しやすい [骨髄抑制]

・激しい腹痛、下痢 [重篤な腸炎]

・呼吸困難、全身のほてり、じんま疹 [ショック、アナフィラキシー]

・体がだるい、食欲が低下する、白目や皮膚が黄色くなる [肝機能障害、黄疸]

・尿量が減る、手足のむくみ、体がだるい [急性腎障害]

以上の副作用はすべてを記載したものではありません。上記以外でも気になる症状が出た場合は、医師または薬剤師に相談してください。

飲み合わせなど併用禁忌・注意の処方薬

併用禁忌:一緒に服用してはいけない薬の組合せ

併用注意:一緒に服用することは可能ですが、その際に注意をする必要がある組合せ

重要・必ずご確認ください

  • お薬の併用に関する以下の情報は、添付文書に記載されている薬剤の「成分」や「分類」をもとに表記されます
  • そのため、ここで『併用禁忌』や『併用注意』と表記されていても、個別の製剤や、用法・用量によっては異なる場合があります
  • 現在お使いのお薬に関してご不明点がある場合は、かかりつけの医師・薬剤師にご相談ください
  • 決して自己判断で併用/併用中止しないでください

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医薬品情報

製薬会社

ファイザー株式会社

薬価

1瓶あたり763円 ジェネリックを探す

剤形

注射剤

シート記載

-

薬効分類

代謝性医薬品 > その他の代謝性医薬品 > 解毒剤 同じ薬効分類の薬を探す

主成分

レボホリナートカルシウム水和物

この成分で処方薬を探す

YJコード

3929407D1160

レセプト電算コード

620007161

更新日付:2023年08月04日

薬には効果(ベネフィット)だけではなく、副作用(リスク)があります。副作用をなるべく抑え、効果を最大限に引き出すことが大切です。このために、この薬を使用される患者さんの理解と協力が必要です。

アイソボリンに関する医師Q&A

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  • ・掲載している「関連する疾患」、「併用禁忌・併用注意」の情報は、医療用医薬品の添付文書を元に薬剤師が監修して作成したものです。内容を完全に保証するものではありません。
  • ・アイソボリン点滴静注用25mgを適正に使用したにもかかわらず副作用などの健康被害が発生した場合は(独)医薬品医療機器総合機構(電話:0120-149-931)にご相談ください。
  • ・より詳細な情報を望まれる場合は、担当の医師または薬剤師におたずねください。
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