マイロターグ点滴静注用5mg

処方薬注射剤

マイロターグ点滴静注用5mgの基本情報

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作用と効果

ヒト化抗CD33抗体と抗腫瘍性抗生物質誘導体を結合した薬で、CD33抗原を発現した白血病細胞内に取り込まれた後に、殺細胞活性を発揮して抗腫瘍作用を示します。
通常、再発または難治性のCD33陽性の急性骨髄性白血病の治療に用いられます。

使用上の注意

以前に薬や食べ物で、かゆみ、発疹などのアレルギー症状が出たことがある。肝機能障害、腎機能障害がある。感染症にかかっている。肺に病気がある。

妊娠または授乳中

他に薬などを使っている(お互いに作用を強めたり、弱めたりする可能性もありますので、他に使用中の一般用医薬品や食品も含めて注意してください)。

用法・用量

通常、成人は1回2時間かけて静脈内に点滴します。少なくとも14日間の間隔をおいて、2回点滴します。

症状を見ながら使用期間を決めていきます。

副作用

主な副作用として、発熱、寒気、吐き気、嘔吐、食欲不振、下痢、腹痛、便秘、不整脈(頻脈など)、低血圧、点状出血、頭痛、脱力感、けん怠感などが報告されています。このような症状に気づいたら、担当の医師または薬剤師に相談してください。

まれに下記のような症状があらわれ、[ ]内に示した副作用の初期症状である可能性があります。
このような場合には、使用をやめて、すぐに医師の診療を受けてください。

・寒気がする、熱が出る、吐き気がする [インフュージョン・リアクション(薬剤注入に伴う反応)]

・体がだるい、熱が出る、出血しやすい [血液障害(骨髄抑制など)]

・震えを伴う急激な高熱が出る、動悸がある、胸部に不快感がある [感染症]

・頭が痛い、お腹が痛い、血を吐く [出血]

・体がだるい、食欲が低下する、吐き気 [肝障害]

以上の副作用はすべてを記載したものではありません。上記以外でも気になる症状が出た場合は、医師または薬剤師に相談してください。

飲み合わせなど併用禁忌・注意の処方薬

併用禁忌:一緒に服用してはいけない薬の組合せ

併用注意:一緒に服用することは可能ですが、その際に注意をする必要がある組合せ

重要・必ずご確認ください

  • お薬の併用に関する以下の情報は、添付文書に記載されている薬剤の「成分」や「分類」をもとに表記されます
  • そのため、ここで『併用禁忌』や『併用注意』と表記されていても、個別の製剤や、用法・用量によっては異なる場合があります
  • 現在お使いのお薬に関してご不明点がある場合は、かかりつけの医師・薬剤師にご相談ください
  • 決して自己判断で併用/併用中止しないでください

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医薬品情報

製薬会社

ファイザー株式会社

薬価

1瓶あたり202239円

剤形

注射剤

シート記載

-

薬効分類

組織細胞機能用医薬品 > 腫瘍用薬 > 抗腫瘍性抗生物質製剤 同じ薬効分類の薬を探す

主成分

ゲムツズマブオゾガマイシン(遺伝子組換え)

この成分で処方薬を探す

YJコード

4239400D1030

レセプト電算コード

620007499

更新日付:2024年04月01日

薬には効果(ベネフィット)だけではなく、副作用(リスク)があります。副作用をなるべく抑え、効果を最大限に引き出すことが大切です。このために、この薬を使用される患者さんの理解と協力が必要です。

マイロターグに関する医師Q&A

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  • ・掲載している「関連する疾患」、「併用禁忌・併用注意」の情報は、医療用医薬品の添付文書を元に薬剤師が監修して作成したものです。内容を完全に保証するものではありません。
  • ・マイロターグ点滴静注用5mgを適正に使用したにもかかわらず副作用などの健康被害が発生した場合は(独)医薬品医療機器総合機構(電話:0120-149-931)にご相談ください。
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