デフィブラーゼ点滴静注液10単位

処方薬注射剤

デフィブラーゼ点滴静注液10単位の基本情報

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作用と効果

血液中のフィブリノゲンを低下させ、血液の流れをよくすることにより手足の潰瘍(かいよう)や痛みを改善します。
通常、慢性動脈閉塞症(バージャー病、閉塞性動脈硬化症)に伴う虚血性諸症状、振動病における末梢循環障害、突然発生する難聴の改善に用いられます。

使用上の注意

以前に薬や食べ物で、かゆみ、発疹などのアレルギー症状が出たことがある。出血している(血小板減少性紫斑病、血管障害による出血傾向、血友病その他の凝固障害、月経期間中、消化管潰瘍、尿路出血、喀血、流早産・分娩直後など性器出血を伴う産褥婦、頭蓋内出血の疑いがあるなど)、手術直後である、出血しやすい。肝臓や腎臓が悪い。消化管潰瘍になったことがある。脳血管障害後遺症がある。

妊娠または授乳中

他に薬などを使っている(お互いに作用を強めたり、弱めたりする可能性もありますので、他に使用中の一般用医薬品や食品も含めて注意してください)。

用法・用量

通常、1日おきに1回、1時間以上かけて点滴で静脈内に注射します。

症状を見ながら使用期間を決めていきます。(最長6週間)

この薬の使用前に、出血の有無を確認する検査を受けてください。使用前および使用期間中は少なくとも週1回は血液の検査を受けてください。

副作用

主な副作用として、注射部位の出血・創部出血などの出血症状、ショック、蕁麻疹、発疹、吐き気・嘔吐、胃痛、食欲不振、胃部不快感、めまい、頭痛、頭重、ふらつき、しびれ感、耳鳴、目のかすみ、眼振、皮下出血、止血遅延、血管痛、胸痛、発熱、不快感、冷感、脱力感、鼻づまりなどが報告されています。このような症状に気づいたら、担当の医師または薬剤師に相談してください。

まれに下記のような症状があらわれ、[ ]内に示した副作用の初期症状である可能性があります。
このような場合には、使用をやめて、すぐに医師の診療を受けてください。

・皮下出血、鼻血、歯ぐきの出血、性器出血、月経過多、血尿 [出血傾向]

・顔面蒼白、冷や汗、立ちくらみ、めまい、息切れ、意識消失 [ショック]

以上の副作用はすべてを記載したものではありません。上記以外でも気になる症状が出た場合は、医師または薬剤師に相談してください。

飲み合わせなど併用禁忌・注意の処方薬

併用禁忌:一緒に服用してはいけない薬の組合せ

併用注意:一緒に服用することは可能ですが、その際に注意をする必要がある組合せ

重要・必ずご確認ください

  • お薬の併用に関する以下の情報は、添付文書に記載されている薬剤の「成分」や「分類」をもとに表記されます
  • そのため、ここで『併用禁忌』や『併用注意』と表記されていても、個別の製剤や、用法・用量によっては異なる場合があります
  • 現在お使いのお薬に関してご不明点がある場合は、かかりつけの医師・薬剤師にご相談ください
  • 決して自己判断で併用/併用中止しないでください

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医薬品情報

製薬会社

日本ケミファ株式会社

薬価

1管あたり7150円

剤形

注射剤

シート記載

-

薬効分類

代謝性医薬品 > その他の代謝性医薬品 > 酵素製剤 同じ薬効分類の薬を探す

主成分

バトロキソビン

この成分で処方薬を探す

YJコード

3959400A1030

レセプト電算コード

620006267

更新日付:2013年05月11日

薬には効果(ベネフィット)だけではなく、副作用(リスク)があります。副作用をなるべく抑え、効果を最大限に引き出すことが大切です。このために、この薬を使用される患者さんの理解と協力が必要です。

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  • ・掲載している「関連する疾患」、「併用禁忌・併用注意」の情報は、医療用医薬品の添付文書を元に薬剤師が監修して作成したものです。内容を完全に保証するものではありません。
  • ・デフィブラーゼ点滴静注液10単位を適正に使用したにもかかわらず副作用などの健康被害が発生した場合は(独)医薬品医療機器総合機構(電話:0120-149-931)にご相談ください。
  • ・より詳細な情報を望まれる場合は、担当の医師または薬剤師におたずねください。
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