バクトラミン注

処方薬注射剤

バクトラミン注の基本情報

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作用と効果

葉酸の生合成を阻害する成分と、葉酸の活性化を阻害する成分の2つの有効成分を配合することにより、相乗的にニューモシスチス・カリニに対して成育阻害活性を示します。
通常、カリニ肺炎の治療に用いられます。

使用上の注意

以前に薬や食べ物で、かゆみ、発疹、などのアレルギー症状が出たことがある。血液の病気にかかっている、または以前かかったことがある。本人または両親、兄弟に気管支喘息、発疹、じんましんなどのアレルギー症状が出たことがある。肝障害、腎障害、葉酸欠乏または葉酸代謝異常(胃を切除したことがある、出産してまもない、先天性葉酸代謝異常症)グルコース-6-リン酸脱水素酵素欠乏。

妊娠中または妊娠している可能性がある。授乳中。

他に薬などを使っている(お互いに作用を強めたり、弱めたりする可能性もありますので、他に使用中の一般用医薬品や食品も含めて注意してください)。

用法・用量

通常、1日3回、1~2時間かけて点滴します。

効果をみながら使用期間を決めていきます。

副作用

副作用として、水疱、蕁麻疹、光線過敏症、発疹、紅斑、かゆみ、血便、痙攣、抑うつ、いらいら感、頭痛、うとうと状態、ふらふら感、しびれ感、ふるえ、脱力、けん怠感、眩暈、幻覚などが報告されています。このような症状に気づいたら、担当の医師または薬剤師に相談してください。

下記のような症状があらわれ、[ ]内に示した副作用の初期症状である可能性があります。
このような場合には、使用をやめて、すぐに医師の診療を受けてください。

・動悸、息切れ、あおあざができる、めまい [再生不良性貧血、溶血性貧血、巨赤芽球性貧血、メトヘモグロビン血症、汎血球減少、無顆粒球症、血小板減少症]

・皮下出血、あおあざができる、白目や皮膚が黄色くなる、尿の色が濃くなる [血栓性血小板減少性紫斑病、溶血性尿毒症症候群]

・息苦しい、冷や汗 [アナフィラキシー、ショック]

・唇や口内のただれ、全身の赤い斑点と破れやすい水ぶくれ(水疱 [中毒性表皮壊死融解症、皮膚粘膜眼症候群]

・手足のしびれ、脱力感、筋肉の痛み、赤褐色の尿 [横紋筋融解症]

以上の副作用はすべてを記載したものではありません。上記以外でも気になる症状が出た場合は、医師または薬剤師に相談してください。

飲み合わせなど併用禁忌・注意の処方薬

併用禁忌:一緒に服用してはいけない薬の組合せ

併用注意:一緒に服用することは可能ですが、その際に注意をする必要がある組合せ

重要・必ずご確認ください

  • お薬の併用に関する以下の情報は、添付文書に記載されている薬剤の「成分」や「分類」をもとに表記されます
  • そのため、ここで『併用禁忌』や『併用注意』と表記されていても、個別の製剤や、用法・用量によっては異なる場合があります
  • 現在お使いのお薬に関してご不明点がある場合は、かかりつけの医師・薬剤師にご相談ください
  • 決して自己判断で併用/併用中止しないでください

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医薬品情報

製薬会社

太陽ファルマ株式会社

薬価

1管あたり455円

剤形

注射剤

シート記載

-

薬効分類

病原生物に対する医薬品 > 寄生動物用薬 > 抗原虫剤 同じ薬効分類の薬を探す

主成分

トリメトプリム

この成分で処方薬を探す

スルファメトキサゾール

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YJコード

6419500A1020

レセプト電算コード

646410002

更新日付:2018年10月25日

薬には効果(ベネフィット)だけではなく、副作用(リスク)があります。副作用をなるべく抑え、効果を最大限に引き出すことが大切です。このために、この薬を使用される患者さんの理解と協力が必要です。

バクトラミンに関する医師Q&A

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