無水エタノール注「フソー」

処方薬注射剤

無水エタノール注「フソー」の基本情報

印刷する

アクセスランキング(04月25日更新)

  • 先々週:--位
  • 先週:--位
  • 今週:--位
つぶやく いいね! はてなブックマーク
  • 無水エタノール注「フソー」の画像
    無水エタノール注「フソー」の画像

作用と効果

肝臓にあるがん細胞の水分を奪い、たん白質を凝固させることにより、がん細胞を死滅させます。
通常、肝細胞がんにおける経皮的エタノール注入療法に用いられます。

使用上の注意

以前に薬や食べ物で、かゆみ、発疹などのアレルギー症状が出たことがある。腹水、肝障害、出血傾向がある。

妊娠または授乳中

他に薬などを使っている(お互いに作用を強めたり、弱めたりする可能性もありますので、他に使用中の一般用医薬品や食品も含めて注意してください)。

用法・用量

通常、1日最大10mL以内、週2回を限度として経皮的に肝細胞に注入します。

効果を見ながら使用期間を決めていきます。
具体的な使用期間については、医師にお聞きください。

副作用

主な副作用として血圧低下、発熱、腹部疼痛、吐き気、嘔吐、食欲不振、倦怠感、酩酊感などが報告されています。このような症状に気づいたら、担当の医師または薬剤師に相談してください。

まれに下記のような症状があらわれ、[ ]内に示した副作用の初期症状である可能性があります。
このような場合には、使用をやめて、すぐに医師の診療を受けてください。

・顔面が蒼白になる、胸が苦しい、意識が混濁する [ショック]

・胸が締め付けられるように痛い、息が苦しい [心筋梗塞]

以上の副作用はすべてを記載したものではありません。上記以外でも気になる症状が出た場合は、医師または薬剤師に相談してください。

医薬品情報

製薬会社

扶桑薬品工業株式会社

薬価

-

剤形

注射剤

シート記載

-

薬効分類

組織細胞機能用医薬品 > 腫瘍用薬 > その他の腫瘍用薬 同じ薬効分類の薬を探す

主成分

無水エタノール

この成分で処方薬を探す

YJコード

4291411A1023

レセプト電算コード

000000000

更新日付:2013年05月11日

薬には効果(ベネフィット)だけではなく、副作用(リスク)があります。副作用をなるべく抑え、効果を最大限に引き出すことが大切です。このために、この薬を使用される患者さんの理解と協力が必要です。

無水エタノールに関する医師Q&A

現在募集中の治験

QLifeでは、次の治験にご協力いただける方を募集しています。

おすすめの記事

ご利用に当たっての注意事項

  • ・掲載している情報は、扶桑薬品工業株式会社の提供情報を元に、くすりの適正使用協議会が独自に編纂したものです。正確な情報に努めておりますが、内容を完全に保証するものではありません。
  • ・掲載している「関連する疾患」、「併用禁忌・併用注意」の情報は、医療用医薬品の添付文書を元に薬剤師が監修して作成したものです。内容を完全に保証するものではありません。
  • ・無水エタノール注「フソー」を適正に使用したにもかかわらず副作用などの健康被害が発生した場合は(独)医薬品医療機器総合機構(電話:0120-149-931)にご相談ください。
  • ・より詳細な情報を望まれる場合は、担当の医師または薬剤師におたずねください。
  • ・当サービスによって生じた損害について、株式会社QLife及び、くすりの適正使用協議会、株式会社ネグジット総研ではその賠償の責任を一切負わないものとします。