ドロレプタン注射液25mg

処方薬注射剤

ドロレプタン注射液25mgの基本情報

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作用と効果

鎮静作用・制吐作用・α-受容体遮断作用により、運動反射抑制、精神的無関心、自律神経系の安定化を伴った神経遮断状態をもたらし、麻酔用神経遮断剤として用いられます。また鎮痛剤のフェンタニル注射液との併用により、意識の消失しない状態での鎮痛、鎮静状態を得ることができます。
通常、手術、検査、および処置時に全身麻酔あるいは局所麻酔の補助として、あるいは単独での麻酔前投薬として用いられます。

使用上の注意

以前に薬や食べ物で、かゆみ、発疹などのアレルギー症状が出たことがある。けいれん発作をおこしたことがある。心疾患、QT延長症候群、パーキンソン病など錐体外路系疾患、褐色細胞腫、肝機能障害、腎機能障害がある。

妊娠または授乳中

他に薬などを使っている(お互いに作用を強めたり、弱めたりする可能性もありますので、他に使用中の一般用医薬品や食品も含めて注意してください)。

用法・用量

導入麻酔剤:通常、緩徐に静脈内に注射するか、点滴で静脈内に注射します。
局所麻酔の補助:通常、局所麻酔剤投与10~15分後に緩徐に静脈内に注射します。
単独での麻酔前投薬:通常、麻酔開始30~60分前に筋肉内に注射します。

副作用

主な副作用として、吐き気・嘔吐、発汗、咽頭痛、粘液分泌過多などが報告されています。このような症状に気づいたら、担当の医師または薬剤師に相談してください。

まれに下記のような症状があらわれ、[ ]内に示した副作用の初期症状である可能性があります。
このような場合には、使用をやめて、すぐに医師の診療を受けてください。

・立ちくらみ、めまい、脱力 [血圧降下]

・動悸、胸痛、胸部不快感 [不整脈、期外収縮、QT延長、心室頻拍、心停止]

・顔面蒼白、冷汗、立ちくらみ [ショック]

・手足の筋肉ががくがく震える [間代性けいれん]

・急激な発熱、筋肉のこわばり、手足の震え [悪性症候群]

以上の副作用はすべてを記載したものではありません。上記以外でも気になる症状が出た場合は、医師または薬剤師に相談してください。

保管方法

手術後に動いたり体位を変える時には起立性低血圧がおこることがありますので注意してください。

飲み合わせなど併用禁忌・注意の処方薬

併用禁忌:一緒に服用してはいけない薬の組合せ

併用注意:一緒に服用することは可能ですが、その際に注意をする必要がある組合せ

重要・必ずご確認ください

  • お薬の併用に関する以下の情報は、添付文書に記載されている薬剤の「成分」や「分類」をもとに表記されます
  • そのため、ここで『併用禁忌』や『併用注意』と表記されていても、個別の製剤や、用法・用量によっては異なる場合があります
  • 現在お使いのお薬に関してご不明点がある場合は、かかりつけの医師・薬剤師にご相談ください
  • 決して自己判断で併用/併用中止しないでください

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医薬品情報

製薬会社

アルフレッサファーマ株式会社

薬価

1mLVあたり98円

剤形

注射剤

シート記載

-

薬効分類

神経系及び感覚器官用医薬品 > 中枢神経系用薬 > 全身麻酔剤 同じ薬効分類の薬を探す

主成分

ドロペリドール

この成分で処方薬を探す

YJコード

1119401A1036

レセプト電算コード

620003772

更新日付:2020年12月15日

薬には効果(ベネフィット)だけではなく、副作用(リスク)があります。副作用をなるべく抑え、効果を最大限に引き出すことが大切です。このために、この薬を使用される患者さんの理解と協力が必要です。

ドロレプタンに関する医師Q&A

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  • ・ドロレプタン注射液25mgを適正に使用したにもかかわらず副作用などの健康被害が発生した場合は(独)医薬品医療機器総合機構(電話:0120-149-931)にご相談ください。
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