アクセスランキング(07月25日更新)

  • 先々週:852位
  • 先週:665位
  • 今週:555位
つぶやく いいね! はてなブックマーク GooglePlus
薬価 1錠あたり54.4円
剤形 白色の錠剤、直径6.0mm、厚さ2.6mm
シート記載 タナトリル5mg、Tanatril5、TA135
薬効分類 個々の器官系用医薬品 > 循環器官用薬
主成分

イミダプリル塩酸塩

同じ成分の薬

この薬の添付文書

薬には効果(ベネフィット)だけではなく、副作用(リスク)があります。副作用をなるべく抑え、効果を最大限に引き出すことが大切です。このために、この薬を使用される患者さんの理解と協力が必要です。

作用と効果について

アンジオテンシン変換酵素(ACE)の活性を阻害することで、血圧を上げるアンジオテンシンIIの生成を抑え血圧を下げます。また腎臓のACE活性阻害作用などにより、糖尿病性腎症の改善作用を示します。
通常、高血圧症、腎実質性高血圧症および1型糖尿病に伴う糖尿病性腎症の治療に用いられます。

次のような方は使う前に必ず担当の医師と薬剤師に伝えてください。

以前に薬を使用して、かゆみ、発疹などのアレルギー症状が出たことがある。血管浮腫を起こしたことがある、体外循環で血液を浄化する治療法(血液透析など)を受けている。

妊娠中、妊娠している可能性がある、または授乳中

他に薬などを使っている(お互いに作用を強めたり、弱めたりする可能性もありますので、他に使用中の一般用医薬品や食品も含めて注意してください)。

用法・用量

高血圧症、腎実質性高血圧症:通常、成人は主成分として1回5~10mgを1日1回服用します。治療を受ける疾患や年齢・症状により適宜増減されます。ただし、重症高血圧症や腎障害を伴う高血圧症などでは1回2.5mgから開始されることがあります。
1型糖尿病に伴う糖尿病性腎症
:通常、成人は主成分として1回5mgを1日1回服用します。ただし、重い腎障害がある場合には1回2.5mgから開始されることがあります。
この薬は1錠中に主成分5mgを含有します。いずれの場合も、必ず指示された服用方法に従ってください。

飲み忘れた場合は、気がついた時にできるだけ早く飲んでください。ただし、次に飲む時間が近い場合は、忘れた分は飲まないで1回分を飛ばしてください。絶対に2回分を一度に飲んではいけません。

誤って多く飲んだ場合は医師または薬剤師に相談してください。

医師の指示なしに、自分の判断で飲むのを止めないでください。

副作用について

主な副作用として、から咳、低血圧、めまい、ふらつき、頭痛、咽頭部異和感・不快感、胃部不快感、動悸、発疹、かゆみなどが報告されています。このような症状に気づいたら、担当の医師または薬剤師に相談してください。

まれに下記のような症状があらわれ、[ ]内に示した副作用の初期症状である可能性があります。
このような場合には、使用をやめて、すぐに医師の診療を受けてください。

・呼吸困難、顔・舌・のどのはれ、じん麻疹 [血管浮腫]

・鼻血、歯ぐきの出血、手足のあざ [血小板減少]

・尿量の減少、むくみ、けん怠感 [急性腎不全、腎機能障害の増悪]

・手足や唇のしびれ、筋力の減退、手足の麻ひ [高カリウム血症]

・高熱(38度以上)、皮膚粘膜の発疹・水疱・皮膚の広い範囲が赤くなる、目の充血や唇のただれ [紅皮症(剥脱性皮膚炎)、皮膚粘膜眼症候群、天疱瘡様症状]

以上の副作用はすべてを記載したものではありません。上記以外でも気になる症状が出た場合は、医師または薬剤師に相談してください。

保管方法その他

乳幼児、小児の手の届かないところで、直射日光、高温、湿気を避けて保管してください。

薬が残った場合、保管しないで廃棄してください。

更新日付:2013年12月02日

タナトリルに関する医師Q&A

Powered by AskDoctors

※回答を見るには別途AskDoctorsへの会員登録が必要です。

医療者の実際の評価

※ タナトリルという名の全薬剤(形は異なるが成分は同じ)の評価を掲載しています。「医療者の実際の評価」についての詳細はこちらをご覧ください。

医師 50代 私立病院 内科(一般/総合内科)

私の処方の仕方 ACE阻害薬に分類される降圧薬で、通常1日1回の内服で降圧効果を発揮する。
降圧効果以外にも心臓、腎臓の保護作用があることがわかってきた。
糖尿病性腎症に対しても適応があり、糖尿病合併の高血圧症には非常に適している。
ACE阻害薬の副作用として空咳が知られているが、タナトリルではその頻度がやや低いと言われている。

現場で質問・誤解されがちな内容と回答法 「血圧の薬は飲み始めたら一生飲まなくてはならないのでしょうか」と質問されることがありますが、
「生活習慣の改善等がうまくいけば、飲まなくてもよくなる可能性がないわけではありません。ただ、この薬は血圧を下げるばかりでなく、心臓や腎臓を保護する働きも持っているので、一生飲むことになっても利こそあれ、損はないと思います。」と説明しています。

この評価に他の医療者から補足

そう!薬剤師 30代 保険薬局[投稿日:2015年 12月 15日]

心臓や腎臓を保護する働きを持っていることは、信頼の在るデータであり、血圧以外に効果があるので一石二鳥です。また、自己負担の金額も比較的安いです。

さらに!薬剤師 50代 保険薬局[投稿日:2015年 12月 14日]

作用時間(T/P比)が長く、大きめの心臓を小さくする効果もあります。服用を続けると良いことがありますよ。

おや?薬剤師 30代 一般病院[投稿日:2015年 12月 14日]

実は、ガイドライン上このACE阻害薬、ARB阻害薬は第一選択薬として推奨されているお薬です。数々の臨床試験で、降圧薬の中ではおすすめの部類なのです。塩分を気を付ける、運動するなど生活習慣に見直しでお薬は手放せる可能性があります。血圧が高いのは体には悪影響です。もし、試してみて体に合わないなどあれば、先生が次の方法を考えてくれますよ、大丈夫です。

さらに!薬剤師 30代 調剤薬局[投稿日:2015年 11月 26日]

運動や食事で血圧を下げられれば、一生飲む必要はなくなる。依存性があるわけではない。

おや?薬剤師 20代 調剤薬局[投稿日:2015年 11月 25日]

「飲まなくてもよくなる可能性」については、念のため「自己判断で中断せずに医師と相談しながら徐々に減らしていくことで、薬がなくても大丈夫になることもある」との説明をした方が適切と思います。

※投稿内容に問題がある場合は、問題投稿を通報ページから教えて下さい。

医師 40代 私立病院 循環器内科

私の処方の仕方 ACE(アンジオテンシン変換酵素)阻害薬の中でも空咳(からせき、痰の出ない咳)等の副作用の少ない薬剤であり、使用しやすい。
また心不全、高血圧症等に対する効果はもとより、ARBについてはエビデンスの少ない虚血性心疾患合併患者に対するエビデンスもあり、特に急性心筋梗塞直後からよく処方する薬剤である。

この評価に他の医療者から補足

さらに!薬剤師 30代 一般病院[投稿日:2015年 12月 14日]

糖尿病性腎症にも使用される為、腎保護効果の意味でも期待が持てるかもしれません。

さらに!薬剤師 30代 調剤薬局[投稿日:2015年 11月 27日]

それ以外の使われ方として、適応外ですがよくある使い方としては、空咳を利用して高齢者の方に誤嚥性肺炎の予防で使われることもあります。

※投稿内容に問題がある場合は、問題投稿を通報ページから教えて下さい。

続きを見る

併用禁忌(禁止)・注意の処方薬

薬の併用には専門的な判断が必要です。必ず、医師、薬剤師に相談してください。

もっと見る

処方実績の多い疾患

※ 処方実績はレセプトデータ(2015年04月~2015年09月)を基準としています。

この薬は下記の疾患の患者さんに処方されています

おすすめの記事

他の薬(同じ主成分)

もっと見る

他の剤形(規格)

他にこんな薬を調べています

医療者の実際の評価(続き)

医師 40代 私立病院 内科(一般/総合内科)

私の処方の仕方 元々血圧を下げるお薬であり、腎臓で作られる「血圧を上げてしまうホルモンの仲間を作る酵素」をブロックして血圧を下げるものです。
血圧がそれほど高くない患者さんにも、少ない量で使用することもあります。
血圧を下げるという本来の働きのほかに、特にお年寄りに良く見られる肺炎の原因である誤嚥(食べ物や唾液などが食べ物の通る食道ではなく空気の通り道の気道に落ち込んでしまうこと)を予防できる効果も期待されています。
そのため経管栄養を行っている方にも使用します。

※投稿内容に問題がある場合は、問題投稿を通報ページから教えて下さい。

薬剤師 30代 調剤薬局

ベネフィット(効果) 血圧を上げる体内物質の生成をおさえて血圧を下げるお薬です。
心臓や腎臓の負担を軽くする効果もあります。
血圧を正常に保つことは将来起こるかもしれない脳卒中や心臓病、腎臓病を防ぐことになります。

リスク(副作用など)と対処法 咳の副作用がかなりの頻度でみられます。
それほど心配いりませんがひどいときは医師に相談してください。
薬が効きすぎると血圧が下がりすぎて強いめまいや立ちくらみがあらわれますので、受診してください。

実用的な特徴 決められた用法用量を守って服用してください。
めまいや立ちくらみが出やすくなりますので、飲酒は控えてください。
飲み合わせに注意する薬がたくさんあるので、服用中の薬は医師に伝えておいてください。

※投稿内容に問題がある場合は、問題投稿を通報ページから教えて下さい。

薬剤師 50代 公立病院

ベネフィット(効果) 血圧を上げる体内の物質をおさえて血管を拡げて、血圧を下げる作用があります。
また、血管が拡がりますので、血液が流れやすくなり心臓の負担が減ります。
心臓に戻ってくる血液の量もへりますので心臓の負担が減ります。
心臓に筋肉もほごする作用がありますので、心臓が大きくなるのを防ぐぎます。

リスク(副作用など)と対処法 副作用としてあるのは、咳です。
飲み始めに多いですが、服用を続けていくとへっていきます。
血圧、心臓の保護が大切ですから服薬を続けることがたいせつであす。
気になるようでしたら相談してください。
他にカリウムが上がったり、腎臓が悪くなる副作用が知られていますが、検査で確認していきます。

実用的な特徴 くすりのシートには、期限とロットが記載されていますので、ご確認ください。
このくすりは小さいので、飲みやすいですが、つぶしたり、ぬるま湯に溶かして服用できます。

※投稿内容に問題がある場合は、問題投稿を通報ページから教えて下さい。

薬剤師 40代 その他

ベネフィット(効果) 血圧を下げる薬です。
ACE阻害薬と呼ばれる系統で効き目が良く、安全性も高い薬です。
他の降圧薬や利尿薬と併用することもあります。
ふつうは、少量から開始し、ゆっくり血圧を下げていきます。

リスク(副作用など)と対処法 飲み合わせに注意する薬がたくさんあります。
飲み合わせによっては副作用が出やすくなります。
服用中の薬を、市販薬を含めて教えてください。
定期的に血液検査を行う必要があります。

実用的な特徴 決められた飲み方、服用量を守ってください。
薬を止めることもありますが、出来るだけ自宅で血圧を測り、適切に血圧をコントロールされているかチェックする事を心がけましょう。

現場で質問・誤解されがちな内容と回答法 服薬アドヒアランスを向上させるよう説明しております。

※投稿内容に問題がある場合は、問題投稿を通報ページから教えて下さい。

薬剤師 30代 調剤薬局

ベネフィット(効果) 体内には、アンジオテンシンmgという血圧を上げる物質があり、アンジオテンシンmgからmgに変換されるときの酵素であるアンジオテンシン変換酵素を阻害する働きがタナトリルにあり、血圧が下げる作用があります。

リスク(副作用など)と対処法 アンジオテンシンを抑える作用により、血圧は下がりますが、空咳が出やすかったり、のどの違和感、口内の腫れ等、血管浮腫という副作用があります。
降圧剤のため、低血圧によるめまい、ふらつき等起こる事があります。

実用的な特徴 タナトリルは、2.5mg、5mg、10mgの3種類あり、2.5mgはグレーのヒート、5mgは緑色のヒート、10mgは黄色のヒートで、錠剤にはmg数が記載してある。

現場で質問・誤解されがちな内容と回答法 副作用で咳が出る可能性があることをお話しすると、痰の絡んだ咳でも気になり休薬してしまう方がいるので、痰の絡まない咳が続く場合は、副作用を疑うよう説明します。

※投稿内容に問題がある場合は、問題投稿を通報ページから教えて下さい。

薬剤師 40代 その他

ベネフィット(効果) 降圧作用が緩徐であるため、安心して、服薬ができる薬です。
古くからある薬ですが、その中でも、安全性と有効性に関する臨床試験データは、大変豊富です。
血圧降下作用以外に、心血管イベントの抑制、脳こうそくの抑制、心不全の抑制、腎機能低下の改善、その他、ビヨンド効果が期待されます。

リスク(副作用など)と対処法 腎機能が低下している患者さんに対しては、腎機能低下に注意しながらの投与が望ましいです。
血圧の著しい低下が生じる場合があるので、高所、運転時などは、血圧低下に注意しながらの投与が必要です。
投与後も、血圧の変化には注意をする必要があります。

実用的な特徴 粉砕、簡易懸濁、保存方法など、処方箋に無いような情報があると、大変有用です。
錠剤が大変小さいので、高齢者には服薬が難しいかもしれないです。
粉砕も手間を要するので、薬剤師にとっても使いやすい剤型が紹介いただけると、大変ありがたいです。

※投稿内容に問題がある場合は、問題投稿を通報ページから教えて下さい。

薬剤師 40代  男性 神奈川県

ベネフィット(効果) 通常1日1回服用。ACE阻害薬(アンジオテンシン変換酵素阻害薬)の代表的な薬です。

リスク(副作用など)と対処法 空咳が出ることがあるので、風邪の症状(咳)が長引くような事があれば、医師・薬剤師に申し出てください。

※投稿内容に問題がある場合は、問題投稿を通報ページから教えて下さい。

QLifeの健康・医療の特集記事

ご利用に当たっての注意事項

  • ・掲載している情報は、田辺三菱製薬株式会社の提供情報を元に、くすりの適正使用協議会が独自に編纂したものです。正確な情報に努めておりますが、内容を完全に保証するものではありません。
  • ・掲載している併用禁忌・併用注意の情報は、医療用医薬品の添付文書を元に薬剤師が監修して作成したものです。内容を完全に保証するものではありません。
  • ・タナトリル錠5を適正に使用したにもかかわらず副作用などの健康被害が発生した場合は(独)医薬品医療機器総合機構(電話:0120-149-931)にご相談ください。
  • ・より詳細な情報を望まれる場合は、担当の医師または薬剤師におたずねください。
  • ・当サービスによって生じた損害について、株式会社QLife及び、くすりの適正使用協議会、株式会社ネグジット総研ではその賠償の責任を一切負わないものとします。

「医療者の実際の評価」はあくまで参考材料のひとつに

  • ・法律で「医薬品等の適正使用と有効性・安全性の知識と理解を深める努力」が「患者責任」と規定されたこと、また「他の薬を試したい」時に医師に訊けずに転医してしまう患者が少なくない実態を解消する支援をしたいと考え、1)生活者・医療者間の会話の糸口・参考例、2)医薬品についての関心や知識を深めるきっかけ・参考材料、として提供しています。詳細はこちらをご覧ください。
  • ・薬口コミの内容は不完全です。これだけで服薬中断や変更の判断は絶対にしないでください。
  • ・専門家が審査したうえで公開しています。「明らかに間違った内容」「著しく読む人への配慮に欠ける、または誤解を招く表現」のほか、「服用を強く恐怖させる表現」「処方を強く否定する記述」「強い断定」「多量摂取の推奨」「適応外処方の推奨」などを排除しています。ただし問題の「評価」を見つけた場合は、お手数ですが「問題投稿通報」からお知らせください。