リスペリドン錠2mg「タカタ」

処方薬ジェネリック

リスペリドン錠2mg「タカタ」の基本情報

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作用と効果

中枢神経系に作用するドパミンやセロトニンの機能を調節することで、不安感や緊張感、意欲の低下などの症状を改善します。
通常、統合失調症、小児期(原則として5歳以上18歳未満)の自閉スペクトラム症に伴う易刺激性の治療に用いられます。

使用上の注意

以前に薬や食べ物で、かゆみ、発疹などのアレルギー症状が出たことがある。昏睡状態、心・血管系疾患、低血圧またはそれらの疑い、不整脈の既往歴、先天性QT延長症候群、パーキンソン病またはレビー小体型認知症、けいれん性疾患またはその既往歴、自殺企図の既往および自殺念慮、肝障害、腎障害、糖尿病またはその既往歴、あるいは糖尿病の家族歴、高血糖、肥満などの糖尿病の危険因子がある。

妊娠または授乳中

他に薬などを使っている(お互いに作用を強めたり、弱めたりする可能性もありますので、他に使用中の一般用医薬品や食品も含めて注意してください)。

用法・用量

統合失調症:通常、成人は1回主成分として1mgを1日2回より服用を開始し、徐々に増量されます。維持量は通常1回1~3mgを1日2回服用します。年齢・症状により適宜増減されますが、1日12mgを超えません。
小児期の自閉スペクトラム症に伴う易刺激性
(体重15kg以上20kg未満)通常、1日1回主成分として0.25mgより服用を開始し、4日目より1日0.5mgを1日2回に分けて服用します。症状により適宜増減されますが、1日1mgを超えません。増量される場合は1週間以上の間隔をあけて1日0.25mgずつ増量されます。
(体重20kg以上)通常、1日1回主成分として0.5mgより服用を開始し、4日目より1日1mgを1日2回に分けて服用します。症状により適宜増減されますが、体重45kg未満では1日2.5mg、体重45kg以上では3mgを超えません。増量される場合は1週間以上の間隔をあけて1日0.5mgずつ増量されます。
本剤は1錠中に主成分として2mgを含有します。いずれの場合も、必ず指示された服用方法に従ってください。

飲み忘れた場合は、気がついたときにできるだけ早く1回分を飲んでください。ただし、次に飲む時間が近いときは、1回とばしてください。絶対に2回分を一度に飲んではいけません。

誤って多く飲んだ場合は医師または薬剤師に相談してください。

医師の指示なしに、自分の判断で飲むのを止めないでください。

副作用

主な副作用として、アカシジア(じっとしていられない)、不眠症、便秘、振戦(手足のふるえ)、よだれ、傾眠、不安、筋肉のこわばり、倦怠感、発疹、アナフィラキシー反応、過敏症、頻脈、動悸、不整脈、徐脈、肝機能異常などが報告されています。このような症状に気づいたら、担当の医師または薬剤師に相談してください。

まれに下記のような症状があらわれ、[ ]内に示した副作用の初期症状である可能性があります。
このような場合には、使用をやめて、すぐに医師の診療を受けてください。

・急激な発熱、筋肉のこわばり、手足のふるえ [悪性症候群]

・口の周囲の絶え間ない不随意運動 [遅発性ジスキネジア]

・けいれん、食欲不振、意識の低下 [抗利尿ホルモン不適合分泌症候群]

・全身倦怠感、食欲不振、皮膚や白目が黄色くなる [肝機能障害、黄疸]

・口渇、多飲、多尿 [高血糖、糖尿病性ケトアシドーシス、糖尿病性昏睡]

以上の副作用はすべてを記載したものではありません。上記以外でも気になる症状が出た場合は、医師または薬剤師に相談してください。

保管方法

乳幼児、小児の手の届かないところで、直射日光、高温、湿気を避けて保管してください。

薬が残った場合、保管しないで廃棄してください。廃棄については受け取った薬局や医療機関に相談してください。

飲み合わせなど併用禁忌・注意の処方薬

併用禁忌:一緒に服用してはいけない薬の組合せ

併用注意:一緒に服用することは可能ですが、その際に注意をする必要がある組合せ

重要・必ずご確認ください

  • お薬の併用に関する以下の情報は、添付文書に記載されている薬剤の「成分」や「分類」をもとに表記されます
  • そのため、ここで『併用禁忌』や『併用注意』と表記されていても、個別の製剤や、用法・用量によっては異なる場合があります
  • 現在お使いのお薬に関してご不明点がある場合は、かかりつけの医師・薬剤師にご相談ください
  • 決して自己判断で併用/併用中止しないでください

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医薬品情報

製薬会社

高田製薬株式会社

薬価

1錠あたり10.1円 先発薬を探す

剤形

白色の錠剤、直径約7.1mm、厚さ約3.4mm

シート記載

(表)リスペリドン2mg「タカタ」、リスペリドン、2mg、TTS-177 (裏)RISPERIDONE 2mg「TAKATA」、リスペリドン「タカタ」、2mg

薬効分類

神経系及び感覚器官用医薬品 > 中枢神経系用薬 > 精神神経用剤 同じ薬効分類の薬を探す

主成分

リスペリドン

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YJコード

1179038F2178

レセプト電算コード

620008155

更新日付:2021年11月04日

薬には効果(ベネフィット)だけではなく、副作用(リスク)があります。副作用をなるべく抑え、効果を最大限に引き出すことが大切です。このために、この薬を使用される患者さんの理解と協力が必要です。

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