ヒダントール錠100mg

処方薬

ヒダントール錠100mgの基本情報

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作用と効果

Na+チャネル抑制による活動電位発生の抑制やGABA神経機能の亢進が考えられています。
通常、てんかんのけいれん発作、自律神経発作、精神運動発作の治療に用いられます。

使用上の注意

以前に薬や食べ物で、かゆみ、発疹などのアレルギー症状が出たことがある。肝障害、血液障害、甲状腺機能低下症、糖尿病がある。

妊娠または授乳中

他に薬などを使っている(お互いに作用を強めたり、弱めたりする可能性もありますので、他に使用中の一般用医薬品や食品も含めて注意してください)。

用法・用量

通常、成人は主成分として1日200~300mg、小児は学童100~300mg、幼児50~200mg、乳児20~100mgをそれぞれ3回に分けて毎食後服用します。
治療を受ける疾患や症状・耐薬性により適宜増減されます。この薬は1錠中に主成分100mgを含有します。必ず指示された服用方法に従ってください。

飲み忘れた場合は、気がついた時に1回分を飲んでください。ただし、次の飲む時間が近い場合は、忘れた分を飲まないで、次の飲む時間に1回分を飲んでください。絶対に2回分を一度に飲んではいけません。

誤って多く飲んだ場合は医師または薬剤師に相談してください。

医師の指示なしに、自分の判断で飲むのを止めないでください。

副作用

副作用として、複視(二重に見える)、手足の震え、全身性の赤い発疹、歯ぐきの腫れ、多毛などが報告されています。このような症状に気づいたら、担当の医師または薬剤師に相談してください。

まれに下記のような症状があらわれ、[ ]内に示した副作用の初期症状である可能性があります。
このような場合には、使用をやめて、すぐに医師の診療を受けてください。

・熱が出る、目の充血、全身の皮膚が赤くはれて発疹や水疱ができる [中毒性表皮壊死融解症、皮膚粘膜眼症候群]

・発疹が出る、熱が出る、リンパ節がはれる [過敏症症候群]

・熱が出る、皮膚の赤い発疹、筋肉や関節の痛み [SLE様症状]

・貧血、鼻血や歯ぐきから出血する、めまい [再生不良性貧血、汎血球減少などの血液障害]

・全身がだるい、吐き気、皮膚や白目が黄色くなる [劇症肝炎、肝機能障害、黄疸]

以上の副作用はすべてを記載したものではありません。上記以外でも気になる症状が出た場合は、医師または薬剤師に相談してください。

保管方法

乳幼児、小児の手の届かないところで、直射日光、湿気を避けて室温(1~30℃)で保管してください。

薬が残った場合、保管しないで廃棄してください。

飲み合わせなど併用禁忌・注意の処方薬

併用禁忌:一緒に服用してはいけない薬の組合せ

併用注意:一緒に服用することは可能ですが、その際に注意をする必要がある組合せ

重要・必ずご確認ください

  • お薬の併用に関する以下の情報は、添付文書に記載されている薬剤の「成分」や「分類」をもとに表記されます
  • そのため、ここで『併用禁忌』や『併用注意』と表記されていても、個別の製剤や、用法・用量によっては異なる場合があります
  • 現在お使いのお薬に関してご不明点がある場合は、かかりつけの医師・薬剤師にご相談ください
  • 決して自己判断で併用/併用中止しないでください

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医薬品情報

製薬会社

第一三共株式会社

薬価

1錠あたり12.8円

剤形

白色の錠剤、直径9.0mm、厚さ3.5mm

シート記載

Hydantol 100mg、ヒダントール100mg、ヒダントール100、H100

薬効分類

神経系及び感覚器官用医薬品 > 中枢神経系用薬 > 抗てんかん剤 同じ薬効分類の薬を探す

主成分

フェニトイン

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YJコード

1132002F2033

レセプト電算コード

611130097

更新日付:2016年05月30日

薬には効果(ベネフィット)だけではなく、副作用(リスク)があります。副作用をなるべく抑え、効果を最大限に引き出すことが大切です。このために、この薬を使用される患者さんの理解と協力が必要です。

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  • ・掲載している情報は、第一三共株式会社の提供情報を元に、くすりの適正使用協議会が独自に編纂したものです。正確な情報に努めておりますが、内容を完全に保証するものではありません。
  • ・掲載している「関連する疾患」、「併用禁忌・併用注意」の情報は、医療用医薬品の添付文書を元に薬剤師が監修して作成したものです。内容を完全に保証するものではありません。
  • ・ヒダントール錠100mgを適正に使用したにもかかわらず副作用などの健康被害が発生した場合は(独)医薬品医療機器総合機構(電話:0120-149-931)にご相談ください。
  • ・より詳細な情報を望まれる場合は、担当の医師または薬剤師におたずねください。
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