カレトラ配合内用液

処方薬

カレトラ配合内用液の基本情報

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作用と効果

ロピナビルはHIVプロテアーゼの活性を阻害し、リトナビルはロピナビルの血中濃度を上昇させ、HIV(ヒト免疫不全ウイルス)の産生/増殖を抑えます。
通常、HIV感染症の治療に用いられます。

使用上の注意

以前に薬や食べ物で、かゆみ、発疹などのアレルギー症状が出たことがある。腎機能または肝機能障害、血友病および出血傾向、器質的心疾患および心伝導障害(房室ブロックなど)、B型肝炎、C型肝炎がある。

妊娠または授乳中

他に薬などを使っている(お互いに作用を強めたり、弱めたりする可能性もありますので、他に使用中の一般用医薬品や食品も含めて注意してください)。

用法・用量

通常、成人は1回5mLを1日2回食後に服用します。
通常、小児は、体重7kg以上15kg未満で1kgあたり0.15mL、15kg以上40kg以下で1kgあたり0.125mLを1日2回食後に服用します。最大服用量は1回5mLを1日2回服用とします。
いずれの場合も、必ず指示された服用方法に従ってください。

飲み忘れた場合は気がついたときにできるだけ早く飲んでください。ただし、次の服用時間が近い場合には、忘れた分は飲まないで1回分を飛ばしてください。絶対に2回分を一度に飲んではいけません。

誤って多く飲んだ場合は医師または薬剤師に相談してください。多く使用した時、急性アルコール中毒(顔面潮紅、血圧降下、吐き気、頻脈、めまい、呼吸困難、視力低下)がおこる可能性があります。いくつかの症状が同じような時期にあらわれた場合は、使用を中止し、ただちに受診してください。

医師の指示なしに、飲む量を変更したり、飲むのを止めないでください。

副作用

主な副作用として、下痢、吐き気、腹痛、嘔吐、頭痛、鼓腸(腹にガスがたまって張る)などが報告されています。このような症状に気づいたら、担当の医師または薬剤師に相談してください。

まれに下記のような症状があらわれ、[ ]内に示した副作用の初期症状である可能性があります。
このような場合には、使用をやめて、すぐに医師の診療を受けてください。

・口渇、多飲、多尿 [高血糖、糖尿病]

・嘔吐、腹痛 [膵炎]

・皮下出血、鼻血、歯ぐきの出血などの出血しやすい状態 [出血傾向]

・全身倦怠感、食欲不振、皮膚や結膜などが黄色くなる [肝機能障害、肝炎]

・息切れ、めまい、胸部不快感 [徐脈性不整脈]

・関節痛、眼球結膜の充血 [中毒性表皮壊死融解症、皮膚粘膜眼症候群、多形紅斑]

以上の副作用はすべてを記載したものではありません。上記以外でも気になる症状が出た場合は、医師または薬剤師に相談してください。

保管方法

乳幼児、小児の手の届かないところで、冷蔵庫(遮光・2~8℃)に保管してください。なお,携帯の目的で一時的に冷蔵庫外に出す場合は25℃以上を避けてください。

薬が残った場合、保管しないで廃棄してください。廃棄方法がわからない場合は受け取った薬局や医療機関に相談してください。他の人に渡さないでください。

飲み合わせなど併用禁忌・注意の処方薬

併用禁忌:一緒に服用してはいけない薬の組合せ

併用注意:一緒に服用することは可能ですが、その際に注意をする必要がある組合せ

重要・必ずご確認ください

  • お薬の併用に関する以下の情報は、添付文書に記載されている薬剤の「成分」や「分類」をもとに表記されます
  • そのため、ここで『併用禁忌』や『併用注意』と表記されていても、個別の製剤や、用法・用量によっては異なる場合があります
  • 現在お使いのお薬に関してご不明点がある場合は、かかりつけの医師・薬剤師にご相談ください
  • 決して自己判断で併用/併用中止しないでください

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医薬品情報

製薬会社

アッヴィ合同会社

薬価

1mLあたり139.9円

剤形

淡黄色~だいだい色の澄明な経口液剤

シート記載

-

薬効分類

病原生物に対する医薬品 > 化学療法剤 > 抗ウイルス剤 同じ薬効分類の薬を探す

主成分

ロピナビル

この成分で処方薬を探す

リトナビル

この成分で処方薬を探す

YJコード

6250101S1035

レセプト電算コード

621384201

更新日付:2024年08月06日

薬には効果(ベネフィット)だけではなく、副作用(リスク)があります。副作用をなるべく抑え、効果を最大限に引き出すことが大切です。このために、この薬を使用される患者さんの理解と協力が必要です。

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  • ・掲載している「関連する疾患」、「併用禁忌・併用注意」の情報は、医療用医薬品の添付文書を元に薬剤師が監修して作成したものです。内容を完全に保証するものではありません。
  • ・カレトラ配合内用液を適正に使用したにもかかわらず副作用などの健康被害が発生した場合は(独)医薬品医療機器総合機構(電話:0120-149-931)にご相談ください。
  • ・より詳細な情報を望まれる場合は、担当の医師または薬剤師におたずねください。
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