ドセタキセル点滴静注液20mg/1mL「サワイ」

処方薬注射剤ジェネリック

ドセタキセル点滴静注液20mg/1mL「サワイ」の基本情報

印刷する

アクセスランキング(03月18日更新)

  • 先々週:--位
  • 先週:--位
  • 今週:--位
つぶやく いいね! はてなブックマーク
  • ドセタキセル点滴静注液20mg/1mL「サワイ」の画像
    ドセタキセル点滴静注液20mg/1mL「サワイ」の画像

作用と効果

がん細胞の細胞分裂を阻害することにより、がん細胞(腫瘍)が増殖するのを抑えます。
通常、乳がん、非小細胞肺がん、胃がん、頭頸部がん、卵巣がん、食道がん、子宮体がん、前立腺がんの治療に用いられます。

使用上の注意

以前に薬や食べ物で、かゆみ、発疹などのアレルギー症状が出たことがある。骨髄抑制がある。感染症、アルコールに過敏

妊娠または授乳中、妊娠している可能性がある。

他に薬などを使っている(お互いに作用を強めたり、弱めたりする可能性もありますので、他に使用中の一般用医薬品や食品も含めて注意してください)。

用法・用量

乳がん、非小細胞肺がん、胃がん、頭頸部がん、卵巣がん、食道がん、子宮体がん:通常、1日1回1時間以上かけて3~4週間隔で点滴で静脈内に注射します。
前立腺がん:通常、1日1回1時間以上かけて3週間隔で点滴で静脈内に注射します。

具体的な使用期間については、担当の医師にお聞きください。

副作用

主な副作用として、食欲不振、吐き気・嘔吐、下痢、口内炎、脱毛、しびれ感、全身倦怠感、発熱、浮腫などが報告されています。このような症状に気づいたら、担当の医師または薬剤師に相談してください。

まれに下記のような症状があらわれ、[ ]内に示した副作用の初期症状である可能性があります。
このような場合には、使用をやめて、すぐに医師の診療を受けてください。

・貧血症状、発熱、出血傾向 [骨髄抑制]

・呼吸困難、気管支痙攣、血圧低下 [ショック症状・アナフィラキシー]

・全身倦怠感、食欲不振、皮膚や白目が黄色くなる [黄疸、肝不全、肝機能障害]

・尿量減少、むくみ、頭痛 [急性腎不全]

・発熱、から咳、呼吸困難 [間質性肺炎、肺線維症]

以上の副作用はすべてを記載したものではありません。上記以外でも気になる症状が出た場合は、医師または薬剤師に相談してください。

飲み合わせなど併用禁忌・注意の処方薬

併用禁忌:一緒に服用してはいけない薬の組合せ

併用注意:一緒に服用することは可能ですが、その際に注意をする必要がある組合せ

重要・必ずご確認ください

  • お薬の併用に関する以下の情報は、添付文書に記載されている薬剤の「成分」や「分類」をもとに表記されます
  • そのため、ここで『併用禁忌』や『併用注意』と表記されていても、個別の製剤や、用法・用量によっては異なる場合があります
  • 現在お使いのお薬に関してご不明点がある場合は、かかりつけの医師・薬剤師にご相談ください
  • 決して自己判断で併用/併用中止しないでください

併用禁忌(禁止)・注意の処方薬をもっと見る(1113件)

医薬品情報

製薬会社

沢井製薬株式会社

薬価

1瓶あたり3091円 先発薬を探す

剤形

注射剤

シート記載

-

薬効分類

組織細胞機能用医薬品 > 腫瘍用薬 > 抗腫瘍性植物成分製剤 同じ薬効分類の薬を探す

主成分

ドセタキセル水和物

この成分で処方薬を探す

YJコード

4240405A3080

レセプト電算コード

622356401

更新日付:2014年06月21日

薬には効果(ベネフィット)だけではなく、副作用(リスク)があります。副作用をなるべく抑え、効果を最大限に引き出すことが大切です。このために、この薬を使用される患者さんの理解と協力が必要です。

ドセタキセルに関する医師Q&A

現在募集中の治験

QLifeでは、次の治験にご協力いただける方を募集しています。

ドセタキセル点滴静注液20mg/1mL「サワイ」の他の剤形

この薬を調べた人は、他にこんな薬を調べています

おすすめの記事

ご利用に当たっての注意事項

  • ・掲載している情報は、沢井製薬株式会社の提供情報を元に、くすりの適正使用協議会が独自に編纂したものです。正確な情報に努めておりますが、内容を完全に保証するものではありません。
  • ・掲載している「関連する疾患」、「併用禁忌・併用注意」の情報は、医療用医薬品の添付文書を元に薬剤師が監修して作成したものです。内容を完全に保証するものではありません。
  • ・ドセタキセル点滴静注液20mg/1mL「サワイ」を適正に使用したにもかかわらず副作用などの健康被害が発生した場合は(独)医薬品医療機器総合機構(電話:0120-149-931)にご相談ください。
  • ・より詳細な情報を望まれる場合は、担当の医師または薬剤師におたずねください。
  • ・当サービスによって生じた損害について、株式会社QLife及び、くすりの適正使用協議会、株式会社ネグジット総研ではその賠償の責任を一切負わないものとします。