ランマーク皮下注120mg[骨巨細胞腫]

処方薬注射剤

ランマーク皮下注120mg[骨巨細胞腫]の基本情報

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作用と効果

この薬は、抗RANKL抗体製剤と呼ばれる薬で、破骨細胞様巨細胞による骨破壊を抑える作用を持ち、骨巨細胞腫の進行を抑えます。
通常、骨巨細胞腫の治療に用いられます。

使用上の注意

以前に薬や食べ物で、かゆみ、発疹などのアレルギー症状が出たことがある。低カルシウム血症がある、または低カルシウム血症をおこす可能性がある。肺転移を有する骨巨細胞腫がある。腎臓に障害がある。

妊娠、妊娠している可能性がある、授乳中

他に薬などを使っている(お互いに作用を強めたり、弱めたりする可能性もありますので、他に使用中の一般用医薬品や食品も含めて注意してください)。

用法・用量

通常、第1日、第8日、第15日、第29日、その後は4週間に1回の皮下注射で、効果をみながら長期間使用する場合があります。

副作用

主な副作用として、頭痛、疲労、吐き気、低カルシウム血症などが報告されています。このような症状に気づいたら、担当の医師または薬剤師に相談してください。

まれに下記のような症状があらわれ、[ ]内に示した副作用の初期症状である可能性があります。
このような場合には、使用をやめて、すぐに医師の診療を受けてください。

・指先や唇のしびれ、けいれん [低カルシウム血症]

・口の痛み、口のはれ、発赤、歯が浮いた感じ、歯のゆるみ、あごのしびれ感、あごが重たい、発熱、食欲不振 [顎骨壊死・顎骨骨髄炎]

・全身のかゆみ、じんま疹、喉のかゆみ、ふらつき、動悸(どうき)、息苦しい [アナフィラキシー]

・太ももや太ももの付け根の痛み、前腕の痛み [大腿骨転子下、近位大腿骨骨幹部、近位尺骨骨幹部などの非定型骨折]

・背が低くなった、背中が丸くなった、背中や腰の痛み [治療中止後の多発性椎体骨折]

・発熱、寒気、皮膚の痛みと熱を伴った赤いはれ [重篤な皮膚感染症]

・喉が渇く、尿量が増える、便が出にくい、体がかゆくなる、気持ちが集中できない、意識の低下 [治療中止後の高カルシウム血症]

以上の副作用はすべてを記載したものではありません。上記以外でも気になる症状が出た場合は、医師または薬剤師に相談してください。

医薬品情報

製薬会社

第一三共株式会社

薬価

1瓶あたり47486円

剤形

注射剤

シート記載

-

薬効分類

代謝性医薬品 > その他の代謝性医薬品 > 他に分類されない代謝性医薬品 同じ薬効分類の薬を探す

主成分

デノスマブ(遺伝子組換え)

この成分で処方薬を探す

YJコード

3999435A1020

レセプト電算コード

622136501

更新日付:2021年10月28日

薬には効果(ベネフィット)だけではなく、副作用(リスク)があります。副作用をなるべく抑え、効果を最大限に引き出すことが大切です。このために、この薬を使用される患者さんの理解と協力が必要です。

ランマークに関する医師Q&A

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  • ・ランマーク皮下注120mg[骨巨細胞腫]を適正に使用したにもかかわらず副作用などの健康被害が発生した場合は(独)医薬品医療機器総合機構(電話:0120-149-931)にご相談ください。
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