ネスプ注射液120μgプラシリンジ[腎性貧血]

処方薬注射剤

ネスプ注射液120μgプラシリンジ[腎性貧血]の基本情報

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作用と効果

赤血球のもとになる細胞に作用して赤血球を増やし、腎臓の病気による貧血を改善します。
通常、腎性貧血の治療に用いられます。

使用上の注意

以前に薬や食べ物で、かゆみ、発疹などのアレルギー症状が出たことがある。心筋梗塞、肺梗塞、脳梗塞などを起こしたことがある。血圧が高い。

妊娠または授乳中

他に薬などを使っている(お互いに作用を強めたり、弱めたりする可能性もありますので、他に使用中の一般用医薬品や食品も含めて注意してください)。

用法・用量

血液透析を受けている方:通常、成人および小児は週1回または2週に1回、静脈内に注射します。
血液透析を受けていない(保存期慢性腎臓病)方や腹膜透析を受けている方:通常、成人および小児は2週に1回または4週に1回、皮下または静脈内に注射します。
いずれの場合も具体的な使用方法については医師にお聞きください。

効果を見ながら長期間使用します。

初めてこの薬を使用したり、しばらく間をおいて使用する場合は、少量を静脈内あるいは皮内に注射して異常が見られないか確認することがあります。

副作用

主な副作用として、血圧上昇、肝機能異常、頭痛、倦怠感、シャント血栓・閉塞などが報告されています。このような症状に気づいたら、担当の医師または薬剤師に相談してください。

まれに下記のような症状があらわれ、[ ]内に示した副作用の初期症状である可能性があります。
このような場合には、使用をやめて、すぐに医師の診療を受けてください。

・突然片側の手足が動かしにくくなる、突然の嘔吐、突然しゃべりにくくなる [脳梗塞・脳出血]

・体がだるい、吐き気、白目や皮膚が黄色くなる [肝機能障害、黄疸]

・頭痛、早朝の嘔吐、一時的な視力障害 [高血圧性脳症]

・じん麻疹、呼吸困難、口唇浮腫 [ショック、アナフィラキシー]

・体がだるい、めまい、動悸 [赤芽球ろう]

・締め付けられるような胸の痛み、息苦しい、冷や汗が出る [心筋梗塞]

・血の混じった痰、胸の痛み、息苦しい [肺梗塞]

以上の副作用はすべてを記載したものではありません。上記以外でも気になる症状が出た場合は、医師または薬剤師に相談してください。

医薬品情報

製薬会社

協和キリン株式会社

薬価

1筒あたり11389円 ジェネリックを探す

剤形

注射剤

シート記載

-

薬効分類

代謝性医薬品 > その他の代謝性医薬品 > 他に分類されない代謝性医薬品 同じ薬効分類の薬を探す

主成分

ダルベポエチン アルファ(遺伝子組換え)

この成分で処方薬を探す

YJコード

3999425U2020

レセプト電算コード

622200101

更新日付:2020年09月04日

薬には効果(ベネフィット)だけではなく、副作用(リスク)があります。副作用をなるべく抑え、効果を最大限に引き出すことが大切です。このために、この薬を使用される患者さんの理解と協力が必要です。

ネスプに関する医師Q&A

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  • ・掲載している情報は、協和キリン株式会社の提供情報を元に、くすりの適正使用協議会が独自に編纂したものです。正確な情報に努めておりますが、内容を完全に保証するものではありません。
  • ・掲載している「関連する疾患」、「併用禁忌・併用注意」の情報は、医療用医薬品の添付文書を元に薬剤師が監修して作成したものです。内容を完全に保証するものではありません。
  • ・ネスプ注射液120μgプラシリンジ[腎性貧血]を適正に使用したにもかかわらず副作用などの健康被害が発生した場合は(独)医薬品医療機器総合機構(電話:0120-149-931)にご相談ください。
  • ・より詳細な情報を望まれる場合は、担当の医師または薬剤師におたずねください。
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