硫酸ストレプトマイシン注射用1g「明治」

処方薬注射剤

硫酸ストレプトマイシン注射用1g「明治」の基本情報

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作用と効果

アミノグリコシド系の抗生物質で、細菌の蛋白合成を阻害し、抗菌作用を示します。
通常、感染性心内膜炎(ベンジルペニシリンまたはアンピシリンと併用の場合に限る)、ペスト、野兎病、肺結核およびその他の結核症、マイコバクテリウム・アビウムコンプレックス(MAC)症を含む非結核性抗酸菌症、ワイル病の治療に用いられます。

使用上の注意

以前に薬や食べ物で、かゆみ、発疹などのアレルギー症状が出たことがある。本人や家族がアミノグリコシド系抗生物質による難聴である、その他の難聴である。腎障害、肝障害がある。重症筋無力症、経口摂取が不良または非経口栄養状態、全身状態が悪い。

妊娠または授乳中

他に薬などを使っている(お互いに作用を強めたり、弱めたりする可能性もありますので、他に使用中の一般用医薬品や食品も含めて注意してください)。

用法・用量

肺結核およびその他の結核症:通常、週2~3日あるいははじめの1~3ヵ月は毎日、その後週2日、筋肉内に注射します。また、必要に応じて局所に注射します。原則として他の抗結核薬と併用されます。
マイコバクテリウム・アビウムコンプレックス(MAC)症を含む非結核性抗酸菌症:通常、週2~3回、筋肉内に注射します。
その他:通常、1日1~2回に分けて、筋肉内に注射します。

症状を見ながら使用期間を決めていきます。

点滴開始から終了後まで、安静にしてください。

副作用

主な副作用として、腎機能障害、発熱、発疹、皮疹などが報告されています。このような症状に気づいたら、担当の医師または薬剤師に相談してください。

まれに下記のような症状があらわれ、[ ]内に示した副作用の初期症状である可能性があります。
このような場合には、使用をやめて、すぐに医師の診療を受けてください。

・難聴、耳鳴、めまい [第8脳神経障害]

・尿量減少、むくみ、頭痛 [急性腎不全などの重篤な腎障害]

・蕁麻疹、動悸、発汗 [ショック、アナフィラキシー]

・発熱、皮膚・粘膜が赤く腫れて発疹や水ぶくれができる、眼球結膜の充血 [中毒性表皮壊死融解症、皮膚粘膜眼症候群]

・発熱、から咳、呼吸困難 [間質性肺炎]

以上の副作用はすべてを記載したものではありません。上記以外でも気になる症状が出た場合は、医師または薬剤師に相談してください。

保管方法

注射をしている間に気分が悪くなったりした場合はすぐに申し出てください。

飲み合わせなど併用禁忌・注意の処方薬

併用禁忌:一緒に服用してはいけない薬の組合せ

併用注意:一緒に服用することは可能ですが、その際に注意をする必要がある組合せ

重要・必ずご確認ください

  • お薬の併用に関する以下の情報は、添付文書に記載されている薬剤の「成分」や「分類」をもとに表記されます
  • そのため、ここで『併用禁忌』や『併用注意』と表記されていても、個別の製剤や、用法・用量によっては異なる場合があります
  • 現在お使いのお薬に関してご不明点がある場合は、かかりつけの医師・薬剤師にご相談ください
  • 決して自己判断で併用/併用中止しないでください

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医薬品情報

製薬会社

Meiji Seika ファルマ株式会社

薬価

1瓶あたり396円

剤形

注射剤

シート記載

-

薬効分類

病原生物に対する医薬品 > 抗生物質製剤 > 主として抗酸菌に作用するもの 同じ薬効分類の薬を探す

主成分

ストレプトマイシン硫酸塩

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YJコード

6161400D1034

レセプト電算コード

620003244

更新日付:2015年03月04日

薬には効果(ベネフィット)だけではなく、副作用(リスク)があります。副作用をなるべく抑え、効果を最大限に引き出すことが大切です。このために、この薬を使用される患者さんの理解と協力が必要です。

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  • ・掲載している「関連する疾患」、「併用禁忌・併用注意」の情報は、医療用医薬品の添付文書を元に薬剤師が監修して作成したものです。内容を完全に保証するものではありません。
  • ・硫酸ストレプトマイシン注射用1g「明治」を適正に使用したにもかかわらず副作用などの健康被害が発生した場合は(独)医薬品医療機器総合機構(電話:0120-149-931)にご相談ください。
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