ナファモスタット注射用10mg「SW」

処方薬注射剤ジェネリック

ナファモスタット注射用10mg「SW」の基本情報

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作用と効果

膵液中に含まれる蛋白分解酵素(トリプシンなど)を阻害することにより、膵臓の炎症と痛みをやわらげます。血液を固まりにくくすることにより、血栓ができるのを防ぎます。出血しやすい患者さんの血液透析、血漿交換療法において、回路内の血液が固まるのを防止します。
通常、膵炎の急性症状の改善、汎発性血管内血液凝固症(DIC)、出血性病変または出血傾向を有する患者さんの血液体外循環時の灌流血液の凝固防止に用いられます。

使用上の注意

以前に薬や食べ物で、かゆみ、発疹などのアレルギー症状が出たことがある。

妊娠または授乳中

他に薬などを使っている(お互いに作用を強めたり、弱めたりする可能性もありますので、他に使用中の一般用医薬品や食品も含めて注意してください)。

用法・用量

膵炎の急性症状:通常、1日1~2回、点滴で静脈内に注射します。
汎発性血管内血液凝固症(DIC):通常、24時間かけて静脈内に持続注入します。
血液体外循環時の灌流血液の凝固防止:通常、体外循環開始前に血液回路内を洗浄・充てんし、体外循環開始後、抗凝固剤注入ラインより持続注入します。

具体的な使用期間については、担当の医師にお聞きください。

副作用

主な副作用として、発疹、紅斑、かゆみ、吐き気・嘔吐、食欲不振、全身倦怠感などが報告されています。このような症状に気づいたら、担当の医師または薬剤師に相談してください。

まれに下記のような症状があらわれ、[ ]内に示した副作用の初期症状である可能性があります。
このような場合には、使用をやめて、すぐに医師の診療を受けてください。

・血圧低下、意識障害、呼吸困難 [ショック、アナフィラキシー様症状]

・手足や唇のしびれ、筋力の減退、手足の麻痺 [高カリウム血症]

・食欲不振、吐き気・嘔吐、けいれん [低ナトリウム血症]

・出血傾向、のどの痛み、発熱 [血小板減少、白血球減少]

・全身倦怠感、食欲不振、皮膚や白目が黄色くなる [肝機能障害、黄疸]

以上の副作用はすべてを記載したものではありません。上記以外でも気になる症状が出た場合は、医師または薬剤師に相談してください。

医薬品情報

製薬会社

沢井製薬株式会社

薬価

1瓶あたり193円 先発薬を探す

剤形

注射剤

シート記載

-

薬効分類

代謝性医薬品 > その他の代謝性医薬品 > 他に分類されない代謝性医薬品 同じ薬効分類の薬を探す

主成分

ナファモスタットメシル酸塩

この成分で処方薬を探す

YJコード

3999407D1270

レセプト電算コード

621429701

更新日付:2015年06月25日

薬には効果(ベネフィット)だけではなく、副作用(リスク)があります。副作用をなるべく抑え、効果を最大限に引き出すことが大切です。このために、この薬を使用される患者さんの理解と協力が必要です。

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  • ・ナファモスタット注射用10mg「SW」を適正に使用したにもかかわらず副作用などの健康被害が発生した場合は(独)医薬品医療機器総合機構(電話:0120-149-931)にご相談ください。
  • ・より詳細な情報を望まれる場合は、担当の医師または薬剤師におたずねください。
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