レグパラ錠12.5mg[維持透析下の二次性副甲状腺機能亢進症]

処方薬

レグパラ錠12.5mg[維持透析下の二次性副甲状腺機能亢進症]の基本情報

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作用と効果

副甲状腺細胞のカルシウム受容体に直接作用して副甲状腺ホルモン(PTH)の合成と分泌を抑えて、血清PTHや血清カルシウム濃度を低下させます。
通常、維持透析下の二次性副甲状腺機能亢進症の治療に用いられます。

使用上の注意

以前に薬や食べ物で、かゆみ、発疹などのアレルギー症状が出たことがある。低カルシウム血症、痙攣発作やその既往歴、肝機能障害がある。

妊娠または授乳中

他に薬などを使っている(お互いに作用を強めたり、弱めたりする可能性もありますので、他に使用中の一般用医薬品や食品も含めて注意してください)。

用法・用量

通常、成人は1日1回2錠(シナカルセトとして25mg)より服用を始め、PTHと血清カルシウム濃度の変化をみながら1日1回2~6錠(25~75mg)の間で適宜増減されます。1日の上限は8錠(100mg)です。増量は、増量幅を2錠(25mg)とし、3週間以上の間隔をあけて行われます。必ず指示された服用方法に従ってください。

この薬は1錠中にシナカルセトとして12.5mgを含んでおり、患者の状態により、1錠で服用する場合、もしくは同成分の含有量が異なる錠剤(25mg・75mg)と組み合わせて服用することがあります。

飲み忘れた場合は1回飛ばし、翌日の服用時間に1回分を飲んでください。絶対に2回分を一度に飲んではいけません。

誤って多く飲んだ場合は医師または薬剤師に相談してください。

医師の指示なしに、自分の判断で飲むのを止めないでください。

副作用

主な副作用として、吐き気・嘔吐、胃不快感、食欲不振、腹部膨満などが報告されています。このような症状に気づいたら、担当の医師または薬剤師に相談してください。

まれに下記のような症状があらわれ、[ ]内に示した副作用の初期症状である可能性があります。
このような場合には、使用をやめて、すぐに医師の診療を受けてください。

・しびれ・痙攣、気分不良、不整脈・血圧低下 [低カルシウム血症・血清カルシウム減少]

・動悸、胸部不快感、胸痛 [QT延長]

・血を吐く、吐き気、胃の痛み [消化管出血、消化管潰瘍]

・考えがまとまらない、判断力が低下する、一時的に意識がなくなる [意識レベルの低下、一過性意識消失]

以上の副作用はすべてを記載したものではありません。上記以外でも気になる症状が出た場合は、医師または薬剤師に相談してください。

保管方法

乳幼児、小児の手の届かないところで、直射日光、高温、湿気を避けて保管してください。

薬が残った場合、保管しないで廃棄してください。

飲み合わせなど併用禁忌・注意の処方薬

併用禁忌:一緒に服用してはいけない薬の組合せ

併用注意:一緒に服用することは可能ですが、その際に注意をする必要がある組合せ

重要・必ずご確認ください

  • お薬の併用に関する以下の情報は、添付文書に記載されている薬剤の「成分」や「分類」をもとに表記されます
  • そのため、ここで『併用禁忌』や『併用注意』と表記されていても、個別の製剤や、用法・用量によっては異なる場合があります
  • 現在お使いのお薬に関してご不明点がある場合は、かかりつけの医師・薬剤師にご相談ください
  • 決して自己判断で併用/併用中止しないでください

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医薬品情報

製薬会社

協和キリン株式会社

薬価

1錠あたり355.6円

剤形

淡黄赤色の錠剤、直径6mm、厚さ3.4mm

シート記載

レグパラ12.5、KR05

薬効分類

代謝性医薬品 > その他の代謝性医薬品 > 他に分類されない代謝性医薬品 同じ薬効分類の薬を探す

主成分

シナカルセト塩酸塩

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YJコード

3999023F3025

レセプト電算コード

622419301

更新日付:2019年12月27日

薬には効果(ベネフィット)だけではなく、副作用(リスク)があります。副作用をなるべく抑え、効果を最大限に引き出すことが大切です。このために、この薬を使用される患者さんの理解と協力が必要です。

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  • ・掲載している「関連する疾患」、「併用禁忌・併用注意」の情報は、医療用医薬品の添付文書を元に薬剤師が監修して作成したものです。内容を完全に保証するものではありません。
  • ・レグパラ錠12.5mg[維持透析下の二次性副甲状腺機能亢進症]を適正に使用したにもかかわらず副作用などの健康被害が発生した場合は(独)医薬品医療機器総合機構(電話:0120-149-931)にご相談ください。
  • ・より詳細な情報を望まれる場合は、担当の医師または薬剤師におたずねください。
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