オルドレブ点滴静注用150mg

処方薬注射剤

オルドレブ点滴静注用150mgの基本情報

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作用と効果

ポリペプチド系の抗生物質で、病気(感染症)の原因となる細菌外膜の透過性を変化させ、殺菌作用を示します。
通常、多剤耐性グラム陰性桿菌による広い範囲の感染症の治療に使用されます。

使用上の注意

以前に薬や食べ物で、かゆみ、発疹などのアレルギー症状が出たことがある。重症筋無力症、腎機能障害がある。

妊娠または授乳中

他に薬などを使っている(お互いに作用を強めたり、弱めたりする可能性もありますので、他に使用中の一般用医薬品や食品も含めて注意してください)。

用法・用量

通常、1日2回点滴で静脈内に30分以上かけて注射します。

この薬を使用する前に、既往歴などについて問診があり、抗生物質などによるアレルギー歴について確認されます。

効果を見ながら一定期間使用します。

具体的な使用期間については、担当の医師にお聞きください。

副作用

主な副作用として、尿量減少、錯乱、精神病性障害、運動失調、不明瞭発語、錯感覚、頭痛、浮動性めまい、回転性めまい、視覚障害、筋力低下、吐き気、嘔吐、下痢、かゆみ、全身のかゆみ、蕁麻疹、発疹、過敏症反応(皮疹、血管性浮腫)、発熱、注射部位反応、注射部位刺激感などが報告されています。このような症状に気づいたら、担当の医師または薬剤師に相談してください。

まれに下記のような症状があらわれ、[ ]内に示した副作用の初期症状である可能性があります。
このような場合には、使用をやめて、すぐに医師の診療を受けてください。

・尿量減少、むくみ、頭痛 [腎不全、腎機能障害]

・息が苦しい、息切れがする、呼吸が止まる [呼吸窮迫、無呼吸]

・発熱、食欲不振、下痢 [偽膜性大腸炎]

・けいれん、しびれ、脱力感、倦怠感 [低カリウム血症、低マグネシウム血症、低カルシウム血症、代謝性アルカローシス]

以上の副作用はすべてを記載したものではありません。上記以外でも気になる症状が出た場合は、医師または薬剤師に相談してください。

飲み合わせなど併用禁忌・注意の処方薬

併用禁忌:一緒に服用してはいけない薬の組合せ

併用注意:一緒に服用することは可能ですが、その際に注意をする必要がある組合せ

重要・必ずご確認ください

  • お薬の併用に関する以下の情報は、添付文書に記載されている薬剤の「成分」や「分類」をもとに表記されます
  • そのため、ここで『併用禁忌』や『併用注意』と表記されていても、個別の製剤や、用法・用量によっては異なる場合があります
  • 現在お使いのお薬に関してご不明点がある場合は、かかりつけの医師・薬剤師にご相談ください
  • 決して自己判断で併用/併用中止しないでください

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医薬品情報

製薬会社

グラクソ・スミスクライン株式会社

薬価

1瓶あたり8414円

剤形

注射剤

シート記載

-

薬効分類

病原生物に対する医薬品 > 抗生物質製剤 > 主としてグラム陰性菌に作用するもの 同じ薬効分類の薬を探す

主成分

コリスチンメタンスルホン酸ナトリウム

この成分で処方薬を探す

YJコード

6125400D4029

レセプト電算コード

622415701

更新日付:2024年08月29日

薬には効果(ベネフィット)だけではなく、副作用(リスク)があります。副作用をなるべく抑え、効果を最大限に引き出すことが大切です。このために、この薬を使用される患者さんの理解と協力が必要です。

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