イムネース注35

処方薬注射剤

イムネース注35の基本情報

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作用と効果

リンパ球に作用して体の免疫力を高めることで、免疫反応を介して間接的にがん細胞へ傷害を与えます。また、がんの転移に対して抑制効果を示します。
通常、血管肉腫や腎がんの治療や、神経芽腫にはジヌツキシマブおよびフィルグラスチムとの併用に用いられます。

使用上の注意

以前に薬やワクチンを使用して、かゆみ、発疹などのアレルギー症状が出たことがある。

妊娠または授乳中

他に薬などを使っている(お互いに作用を強めたり、弱めたりする可能性もありますので、他に使用中の一般用医薬品や食品も含めて注意してください)。

用法・用量

血管肉腫、腎がん:通常、成人は1日1~2回に分けて連日点滴で静脈内に注射します。症状を見ながら、使用期間を決めていきます。
神経芽腫:ジヌツキシマブおよびフィルグラスチムとの併用において、通常、テセロイキンとして1日1回を24時間持続点滴静注する。

具体的な使用期間については、担当の医師にお聞きください。

副作用

主な副作用として、発熱、寒気・戦慄、倦怠感、食欲不振、吐き気、嘔吐、頭痛、下痢、体重増加、浮腫、水分貯留、尿量減少、胸水貯留(から咳、息苦しさ、胸の痛み)、呼吸困難、うつ症状、血圧低下、不整脈、動悸、頻脈、足が冷たく感じるなどが報告されています。このような症状に気づいたら、担当の医師または薬剤師に相談してください。

まれに下記のような症状があらわれ、[ ]内に示した副作用の初期症状である可能性があります。
このような場合には、使用をやめて、すぐに医師の診療を受けてください。

・体重増加、むくみ、尿量減少 [体液貯留]

・むくみ、息切れ、咳 [うっ血性心不全]

・気分が憂うつでやる気がしない、不眠、倦怠感、自殺を企てる [抑うつ、自殺企図]

・細菌による感染、発熱、咳 [(大量使用の場合)誘発感染症、感染症の増悪]

・倦怠感、皮膚や白目が黄色くなる、口渇、尿量増加 [自己免疫現象]

以上の副作用はすべてを記載したものではありません。上記以外でも気になる症状が出た場合は、医師または薬剤師に相談してください。

飲み合わせなど併用禁忌・注意の処方薬

併用禁忌:一緒に服用してはいけない薬の組合せ

併用注意:一緒に服用することは可能ですが、その際に注意をする必要がある組合せ

重要・必ずご確認ください

  • お薬の併用に関する以下の情報は、添付文書に記載されている薬剤の「成分」や「分類」をもとに表記されます
  • そのため、ここで『併用禁忌』や『併用注意』と表記されていても、個別の製剤や、用法・用量によっては異なる場合があります
  • 現在お使いのお薬に関してご不明点がある場合は、かかりつけの医師・薬剤師にご相談ください
  • 決して自己判断で併用/併用中止しないでください

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医薬品情報

製薬会社

共和薬品工業株式会社

薬価

1瓶あたり44045円

剤形

注射剤

シート記載

-

薬効分類

病原生物に対する医薬品 > 生物学的製剤 > その他の生物学的製剤 同じ薬効分類の薬を探す

主成分

テセロイキン(遺伝子組換え)

この成分で処方薬を探す

YJコード

6399411D1022

レセプト電算コード

646390065

更新日付:2021年06月29日

薬には効果(ベネフィット)だけではなく、副作用(リスク)があります。副作用をなるべく抑え、効果を最大限に引き出すことが大切です。このために、この薬を使用される患者さんの理解と協力が必要です。

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  • ・掲載している「関連する疾患」、「併用禁忌・併用注意」の情報は、医療用医薬品の添付文書を元に薬剤師が監修して作成したものです。内容を完全に保証するものではありません。
  • ・イムネース注35を適正に使用したにもかかわらず副作用などの健康被害が発生した場合は(独)医薬品医療機器総合機構(電話:0120-149-931)にご相談ください。
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