アリピプラゾール内用液分包6mg「明治」

処方薬ジェネリック

アリピプラゾール内用液分包6mg「明治」の基本情報

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作用と効果

脳内の神経伝達物質であるドパミンなどの受容体に作用し、幻覚・妄想などの症状を抑え、不安定な精神状態を安定させるとともに、やる気がしない、何も興味が持てないといったような状態を改善させます。また、抑えることのできない感情の高まりや行動などの症状を改善します。
通常、統合失調症の治療、双極性障害における躁症状の改善に用いられます。

使用上の注意

以前に薬や食べ物で、かゆみ、発疹などのアレルギー症状が出たことがある。糖尿病またはその既往歴や家族歴がある、肝障害、心・血管疾患、低血圧、てんかんなどの痙攣性疾患またはその既往歴がある、自殺を図ったまたは思いめぐらせている。

妊娠または授乳中

他に薬などを使っている(お互いに作用を強めたり、弱めたりする可能性もありますので、他に使用中の一般用医薬品や食品も含めて注意してください)。

用法・用量

統合失調症:通常、成人は1日1~2包(主成分として6~12mg)を1~2回に分けて服用を開始し、維持用量として1日1~4包(6~24mg)を1~2回に分けて服用します。年齢・症状により適宜増減されますが、1日5包(30mg)を超えないこととします。
双極性障害における躁症状の改善:通常、成人は1回2~4包(主成分として12~24mg)を1日1回服用します。開始用量は4包(24mg)とし、年齢・症状により適宜増減されますが、1日5包(30mg)を超えないこととします。
本剤は1包中に主成分6mgを含有する製剤です。いずれの場合も、必ず指示された服用方法に従ってください。

1回分を希釈せず直接服用してください。濁りや沈殿を生じ薬の含量が低下することがありますので、水、白湯、湯冷ましまたはジュース、茶葉由来飲料(紅茶、ウーロン茶、緑茶、玄米茶など)、麦茶、はと麦茶、牛乳、コーヒー、オレンジジュースおよび味噌汁とは混ぜないでください。薬の含量が低下することがありますので、煮沸の有無にかかわらず水道水とは混ぜないでください。濁りを生じ薬の含量が低下することがありますので、ミネラルウォーターとは硬度の程度にかかわらず混ぜないでください。

飲み忘れに気付いたらすぐに1回分を服用してください。ただし、次の服用時間が近い場合にはその時に服用せずに、次に服用する時間に1回分を服用してください。絶対に2回分を一度に飲んではいけません。

誤って多く飲んだ場合は医師または薬剤師に相談してください。

医師の指示なしに、飲むのを止めないでください。

副作用

主な副作用として、不眠、神経過敏、アカシジア(じっとしていることができない)、振戦(手足の震え)、不安、体重減少、筋強剛、食欲不振、食欲亢進、倦怠感、傾眠、寡動(表情の動きが少ない)、流涎(よだれが出る)、体重増加、吐き気、嘔吐、ジストニア(筋緊張異常)、便秘などが報告されています。このような症状に気づいたら、担当の医師または薬剤師に相談してください。

まれに下記のような症状があらわれ、[ ]内に示した副作用の初期症状である可能性があります。
このような場合には、使用をやめて、すぐに医師の診療を受けてください。

・口が渇く、よく水を飲む、尿が多く出る [糖尿病性ケトアシドーシス、糖尿病性昏睡]

・動かずだまっている、筋肉のこわばり、急激な発熱 [悪性症候群]

・舌を動かしたり、出し入れしたり、絶えず噛むような口の動き [遅発性ジスキネジア]

・吐き気・嘔吐、便が出ない、激しい腹痛 [麻痺性イレウス]

・脱力感、筋肉の痛み、赤褐色尿 [横紋筋融解症]

以上の副作用はすべてを記載したものではありません。上記以外でも気になる症状が出た場合は、医師または薬剤師に相談してください。

保管方法

乳幼児、小児の手の届かないところで、直射日光、高温、湿気を避けて保管してください。

薬が残った場合、保管しないで廃棄してください。廃棄方法がわからない場合は受け取った薬局や医療機関に相談してください。他の人に渡さないでください。

[ご家族の方へ]患者さんに衝動制御障害(病的な賭博、病的な性欲亢進、過剰で無計画な買い物、暴食などの衝動的な行動を起こすこと)があらわれることがありますので、患者さんの言動に注意していただき、このような症状があらわれた場合は、医師に相談してください。

飲み合わせなど併用禁忌・注意の処方薬

併用禁忌:一緒に服用してはいけない薬の組合せ

併用注意:一緒に服用することは可能ですが、その際に注意をする必要がある組合せ

重要・必ずご確認ください

  • お薬の併用に関する以下の情報は、添付文書に記載されている薬剤の「成分」や「分類」をもとに表記されます
  • そのため、ここで『併用禁忌』や『併用注意』と表記されていても、個別の製剤や、用法・用量によっては異なる場合があります
  • 現在お使いのお薬に関してご不明点がある場合は、かかりつけの医師・薬剤師にご相談ください
  • 決して自己判断で併用/併用中止しないでください

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医薬品情報

製薬会社

Meiji Seika ファルマ株式会社

薬価

1包あたり70.1円 先発薬を探す

剤形

無色澄明の液剤

シート記載

(表)6mL、のみ薬、押さえてあける、禁注射、meiji、目には入れないこと、アリピプラゾール、内用液分包6mg「明治」、6mg/1包(6mL)、1mg/mL (裏)6mL、のみ薬、押さえてあける、meiji、アリピプラゾール、内用液分包6mg「明治」、6mg/1包(6mL)、ARIPIPRAZOLE

薬効分類

神経系及び感覚器官用医薬品 > 中枢神経系用薬 > 精神神経用剤 同じ薬効分類の薬を探す

主成分

アリピプラゾール

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YJコード

1179045S3040

レセプト電算コード

622560901

更新日付:2022年10月19日

薬には効果(ベネフィット)だけではなく、副作用(リスク)があります。副作用をなるべく抑え、効果を最大限に引き出すことが大切です。このために、この薬を使用される患者さんの理解と協力が必要です。

アリピプラゾールに関する医師Q&A

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  • ・掲載している「関連する疾患」、「併用禁忌・併用注意」の情報は、医療用医薬品の添付文書を元に薬剤師が監修して作成したものです。内容を完全に保証するものではありません。
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